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市立船橋が延長戦を制し、宿敵との千葉決勝へ。「チャレンジャーとして」「決勝の結果で覆す」

ゲキサカ / 2024年6月14日 7時5分

 以前は苦しい時間帯に声が出なくなったり、集中力を切らしてしまう選手が多かったという。ニコラスは「(プレミアリーグ序盤は)そういうところにやっぱ自分が気づけなくて、チームを変えられてなかったところがあった」と振り返る。現在はより全体を見ることを意識して声がけ。結果が出ない期間を経て、チームは少しずつ変化してきている。

「(結果が出ない中、)色々批判とかそういうのがありますけど、逆に自分たちを応援できるような集団にしていきたいなって思っていたので、そこは本当に気合入れて初戦からやっていました。どんな苦しい試合でも勝つのがやっぱ市船だと思うんで。(今大会、)“市船らしさ”っていうのはやっぱ出てるんじゃないかなと思います」(ニコラス)。ゴール、勝利を控え選手たちと喜び合って決勝進出。状態は上向きだ。
勝利の瞬間、市立船橋DF岡部タリクカナイ颯斗は小さくガッツポーズ
 決勝の対戦相手は、プレミアリーグEASTで無敗首位の流経大柏。同リーグで現在最下位の市立船橋は反骨心を持って、この戦いを目指してきた。岡部は「9割の人は多分、流経が勝つと思ってると思いますし、もちろん相手の方が、力があるっていうのは分かっていますけど、一番負けちゃいけない相手ですし、市船のプライドとか誇りとか僕たちにはあるので、その周りの予想とか、ネットで言われてることとかを『決勝の結果で覆す』っていう気持ちで臨もうと思います」と力を込めた。

 また、ニコラスは「やっぱりチャレンジャーとして勝っていきたいのはあるんで、そこはもう全員多分分かってるんで、ちゃんと準備してやっていきたい。(準決勝はPKを止められず)悔しかったので、チャンス来たら今度決勝でビッグセーブしたい」。タフな戦いになることは間違いない。それでも、挑戦者として立ち向かい、“市船らしさ”を出し切って千葉制覇を果たす。
 
(取材・文 吉田太郎)

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