神戸FW武藤嘉紀が国立2戦連発&決勝ゴール!! 敗れた川崎Fは19年ぶりの前半戦負け越し確定
ゲキサカ / 2024年6月16日 15時58分
[6.16 J1第18節 神戸 1-0 川崎F 国立]
J1リーグ戦は16日、第18節を各地で行い、ヴィッセル神戸が川崎フロンターレを1-0で下した。FW武藤嘉紀が国立競技場で2戦連発となる決勝ゴール。一方の川崎Fはこの敗戦で今季通算5勝5分8敗となり、次節のシーズン折り返しを前に、J1復帰を果たした2005年以来19年ぶりの前半戦負け越しが確定した。
神戸は国立競技場でのホームゲーム開催。4-3-3のシステムで国際Aマッチウィーク前の前節・浦和戦(△1-1)と同じ先発メンバーを起用した。対する川崎Fも4-3-3の布陣で、左サイドバックのDF佐々木旭が2試合ぶりの先発。前節・名古屋戦(◯2-1)に続いてDF大南拓磨が右サイドバック、MF山内日向汰が左ウイングで起用された。[スタメン&布陣]
立ち上がりから主導権を握った神戸は前半13分、FW佐々木大樹が敵陣ペナルティアークでボールを奪い、MF橘田健人との接触で転倒。ゴール正面でFKを獲得したが、FW大迫勇也のキックは壁に阻まれた。さらに同19分、MF山口蛍の浮き球パスに佐々木が抜け出すも、クロスに反応した大迫がにオフサイドの判定が下された。
なおも攻める神戸は前半22分、右に開いた佐々木のクロスに大迫がボレーで合わせたが、これは枠を捉えられない。同23分には大迫のポストプレーから武藤がつなぎ、フリーになっていた山口が右足で狙うも、GKチョン・ソンリョンのファインセーブに阻まれ、飲水タイムまでの連続チャンスを活かせなかった。
川崎Fは飲水タイム直後の前半26分、左に流れたMF家長昭博のトリッキーな浮き球パスをMF遠野大弥が頭でそらし、DF佐々木旭がゴールライン際までえぐると、折り返しのパスからMF脇坂泰斗が右足ダイレクトシュート。だが、これは右ポストを叩き、さらに遠野がオフサイドを取られ、ファーストチャンスを逃した。
神戸は前半32分、右サイドを突破したDF酒井高徳のグラウンダークロスにMF井出遥也がダイレクトで合わせたが、これも枠を捉えられず。それでも同43分、佐々木の浮き球パスを大迫が頭でうまく落とし、武藤が拾って右にパス。フリーで上がってきた酒井がゴール前にシュート性のパスを送ると、武藤がオフサイドギリギリで飛び込み、押し込んだ。
武藤は第9節・湘南戦(◯1-0)以来9試合ぶりの得点で、今季5ゴール目。また国立で行われていた第8節・町田戦(◯2-1)でも得点しており、聖地で2戦連発となった。そのまま前半は終了。神戸はシュート9本、川崎Fはシュート1本と対照的な内容となった。
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