神戸FW武藤嘉紀が国立2戦連発&決勝ゴール!! 敗れた川崎Fは19年ぶりの前半戦負け越し確定
ゲキサカ / 2024年6月16日 15時58分
川崎Fは後半開始時、攻守に精彩を欠いた山内に代わってボランチのMFゼ・ヒカルドを投入。脇坂をトップ下、遠野を左サイドに回し、4-2-3-1に布陣を変えた。それでも神戸の攻勢は止まらず、後半4分に最初の決定機。左を攻めたDF初瀬亮のクロスがファーに流れ、酒井が折り返すと、大迫が振り向きざまに左足シュートを狙ったが、GKチョンの横っ飛びに阻まれた。
一方の川崎Fもゼ・ヒカルドのキープで試合を落ち着かせられるようになり、前半よりもボール保持が改善。後半15分には脇坂の左CKから家長が惜しいヘディングシュートを放った。さらに同17分、川崎Fは遠野とFWバフェティンビ・ゴミスに代わってとFWマルシーニョとFW山田新を投入。攻撃にフレッシュさと迫力を加えた。
一方の神戸も後半23分、井出と佐々木に代わってFW宮代大聖とDF広瀬陸斗を投入。すると同24分、空中戦を広瀬が競り勝って大迫が抜け出すと、優しいラストパスに武藤が走り込んだが、懸命に足を伸ばしたスライディングシュートは枠を外れた。同27分にはDFマテウス・トゥーレルが左もも裏を痛め、DF本多勇喜が投入された。
一方の川崎Fも後半途中に足がつった素振りを見せていたDFジェジエウを下げ、MF瀬古樹を投入。大南がCB、橘田が右SBに回った。その後は川崎Fがサイド攻撃を中心に神戸陣内に侵入する場面を作ったが、決定打を欠いたままタイムアップ。国立での一戦はホーム開催の神戸に軍配が上がった。
(取材・文 竹内達也)
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