関東大会予選準優勝とインターハイ予選ベスト4。指揮官も驚くこの2か月の圧倒的成長。2024年の日大豊山が突入しつつある新章のストーリー
ゲキサカ / 2024年6月18日 19時40分
選手を笑顔で送り出す海老根航監督
日大豊山を支えるコーチングスタッフ
就任13年目となる指揮官にとって、全国大会へ出場する東京代表の懸かった試合は今回が2度目の挑戦。1度目は2020年度の高校選手権予選決勝。その時は関東一高に0-3で敗れ、目標達成には至らなかった。
同じシチュエーションの試合を戦った4年前と今の違いを、海老根監督は強く実感しているようだ。「あの頃よりもチームとしてやりたいことがもっとハッキリしてきましたし、それを体現できる選手が増えてきたので、今年は関東予選で東京代表になったということも含めて、本当に全国を狙えるところに入っているのかなと。ただ、まだまだプリンスやT1(東京都1部リーグ)のチームとやった時に、強度や1つ1つの技術の違いというのは、この予選を通じても感じたところなので、そこをもう1つレベルアップしていければ、選手権で全国の舞台を勝ち獲れるチャンスはあるのかなと感じています」。
自分たちが地道に歩んできた道の先にあるはずの、全国へと続く扉は確実に見えている。キャプテンの葛西は、力強く言い切った。「今回は負けはしましたけど、チームとしての成長には繋がったので、練習から高い強度の練習をして、細かいところを詰めていって、選手権では相手を圧倒できるぐらいの力を見せて、全国に行きたいと思います」。
機は熟した。首都に旋風を巻き起こしている、桃色の若武者たちが突き進むのは、栄冠への一本道。勇往邁進。2024年の日大豊山が描き始めたストーリーには、まだまだ新たな歴史のページを書き加えていくだけの余地が、大いに残されている。
(取材・文 土屋雅史)
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