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U-16インターナショナルドリームカップが開幕。勝負へのこだわり、世界4強の基準求めるU-16日本代表がウクライナに6-0快勝

ゲキサカ / 2024年6月20日 6時37分

後半45分、U-16日本代表FW浅田大翔(横浜FMユース)が右足シュートを決め、6-0

[6.19 U-16インターナショナルドリームカップ第1節 U-16日本代表 6-0 U-16ウクライナ代表 Jヴィレッジスタジアム]

 2008年生まれ世代のU-16日本代表が“4連覇”へ6-0発進――。19日、「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」が福島県のJヴィレッジで開幕。U-16日本代表は初戦でU-16ウクライナ代表と対戦し、6-0で快勝した。

 U-16日本代表は2025年のU-17ワールドカップを目指す世代。今年10月には、アジア1次予選にあたるAFC U17アジアカップ予選(サウジアラビア)を控えている。今大会は、中1日の日程でウクライナ、ベネズエラ、セネガルと3試合。「(ホームの大会で)勝者のメンタリティを持てるような機会にして欲しい」(廣山望監督)という大会で内容、結果の両立を目指す。

 その初戦で、日本はGK西川元基(柏U-18)、DF薄井翼(浦和ユース)、ゲーム主将の横井佑弥(G大阪ユース)、藤井翔大(横浜FMユース)、児玉一成(京都U-18)、MF小林志紋(広島ユース)、神田泰斗(大宮U18)、武本匠平(福岡U-18)、福岡勇和(鹿島ユース)、FW葛西夢吹(湘南U-18)、吉田湊海(鹿島ユース)の11人が先発。守備時は4バック、攻撃時には3バックへ可変する戦い方で臨んだ。
U-16日本代表の先発イレブン
 横井が「(19年大会を含めて)3大会連続日本が優勝してるのに、負けたら恥ずかしいっていうのもありますし、日本で(大会を)できていることを感謝しながら、他に負けないようにチーム全体で『絶対、勝つぞ』っていう感じで取り組みました」という日本は、立ち上がりから各選手がゴールへの強い姿勢を表現。開始直後に小林が右足を振り抜くと、6分には児玉のサイドチェンジから武本が仕掛け、こぼれ球を神田が右足で狙う。前半9分には、横井のロングフィードで左CKを獲得。小林のキックをニアの葛西が頭で逆サイドのネットへ流し込んだ。
前半9分、U-16日本代表FW葛西夢吹(湘南U-18)が先制ゴール歓喜のイレブン
 幸先よくリードを奪った日本は、武本、福岡を軸にボールを支配し、大きな展開を含めて含めて素早くサイドへ。そして、両ワイドからの攻撃が優位性を生み出す。左の武本が対面のDFをドリブルで翻弄。また、右の薄井が縦突破からのクロスを連発し、吉田に合わせていた。前半22分には、武本の左クロスから小林が決定的なヘディングシュート。また、左クロスから吉田の放ったヘッドがポストを叩いた。
右サイドで存在感を見せたDF薄井翼(浦和ユース)
 対するウクライナはGK、DFラインからのビルドアップを徹底。俊足MFアンドレイコ・イワン(ディナモ・キーウ)とテクニカルなMFクロイタル・オレクサンドル(ルフ・リビウ)にボールが入ると、攻撃がスピードアップしていた。だが、日本は薄井が強度の高い動きでボールを奪い返したほか、ミスから前進を許したシーンも藤井がストップ。攻撃が停滞した時間帯があったものの、切り替えの速い守りで相手が攻め切ることを許さない。

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