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「この代の日本代表を引っ張って行く」「記録を超えたい」。U-16日本代表の10番FW吉田湊海(鹿島ユース)は強い意志を持って目指す姿へ

ゲキサカ / 2024年6月20日 21時49分

U-16日本代表の10番FW吉田湊海(鹿島ユース、1年)は「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」初戦で1得点

「この大会で初めて10番になったんですけど、元々、自分が『この代の日本代表を引っ張って行く』っていう意志とかあったんで。責任感とかも、日本代表としてなくちゃいけないなと思っています」

 U-16日本代表の10番FW吉田湊海(鹿島ユース、1年)は、初めて年代別日本代表に選出された昨年から、2008年生まれ世代を引っ張っていくという強い思いを持ってきた。

 ボランチでも、FWでも得点できる力の持ち主は昨年、U-15日本代表始動当初から一際存在感のある動き。国際試合でもチャンスを生み出し、ゴールを決めてきた。また、“街クラブ”のFC多摩ジュニアユースを日本クラブユース選手権(U-15)大会初優勝へ導き、自身は同大会のMVPと得点王に輝いている。

 その吉田は今春、名門・鹿島ユースへ進み、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEASTで早くも4得点。ユース年代で早くも実力を証明している印象だが、本人は「自分の中では『まだまだだな』っていうのは思っていて。プレミアでも、この前4点目を取ったんですけど、8試合の中で4点なんで、自分の中ではまだまだだと思っています」。得点ランキング首位と1得点差の活躍も、満足はしていない。

「スタメンで出させてもらってる中で、チャンスっていう部分は多く作れているとは自分では思っていますけど、チャンス作れてるだけで、点はあんまり取れていない」。FWとして出場している以上、点を決めて、チームを勝たせなければならないと考えている。

 19日に開幕した「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」でも、U-16日本代表にゴールと白星をもたらさなければならない。U-16ウクライナ代表との初戦(19日)では、絶妙なポジションニングや打開する動きから一人でシュート9本を放った。

 だが、力が入り過ぎたところもあって、シュートはポストを叩いたほか、わずかに枠外へ。後半24分にMF神田泰斗(大宮U18)から要求通りのCKが届き、頭でゴールへ押し込んだが、大勝の中での1得点のみに終わっている。

 それだけに、吉田は20日の練習後、「1-0とか、2-1とか、緊迫した試合の中で、これから点取れるようにしていきたい。チームが勝ってても、負けてても、自分が点取るっていうのは、意識しています」。MF野口蓮斗(広島ユース)ら多彩なチャンスメーカーのいるU-16日本代表。21日のU-16ベネズエラ代表戦、23日のU-16セネガル代表戦では、彼らのパスをより多くのゴールに結びつける意気込みだ。

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