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中学3年でのプレミアデビューにも「これに満足しないで、次はどんどん前に絡んで点を獲りたい」。柏レイソルU-18MF長南開史が記した「15歳のスタートライン」

ゲキサカ / 2024年6月23日 21時23分

 藤田監督が語った言葉も印象深い。「こういう試合も彼にとっては必要な時間だと思います。負けん気も強いですし、今日足りなかったところに対して取り組むんじゃないですかね。ここにも普通に実力で出ているわけで、ちゃんと結果を出して、周囲を納得させてほしいですし、プレミアリーグを自分のステップに使うぐらいの勢いで、もっと大きくなってほしいなと思います」。

 プレミアデビューを終えた長南は、改めて過ごすべき日常に想いを馳せる。「自分の特徴はハードワークとか、点に繋がるドリブルとか、そういうところだと思っています。このプレミアで試合に出たという経験を生かして、また練習から高いレベルでやっていきたいなと思っています」。

 あくまでもこの日は1つの通過点に過ぎない。ここから見据える先に広がっている世界の景色は、自分次第でどんな彩りにも変えられる。15歳が凛々しく立ったスタートライン。長南開史が力強く進んでいく道のりを、多くの人が温かく、楽しみに見守っている。



(取材・文 土屋雅史)
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