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トップ昇格内定の東京VユースFW川村楽人が大一番で大活躍。先輩FWからの助言活かした左足弾など2G1A

ゲキサカ / 2024年6月24日 19時5分

東京ヴェルディユースFW川村楽人は2ゴール1アシストの活躍

[6.22 U-18プリンスリーグ関東1部第7節 東京Vユース 7-2 横浜FMユース ヴェルディグラウンド]

 速いだけでは、相手に怖さは与えられない。ゴールが奪えてこそ、本物のアタッカーだ。スピードと決定力が備わったエースFW川村楽人(3年)が大一番で輝きを放った。

 6月22日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024関東1部の第7節が行われ、東京ヴェルディユースはホームで横浜F・マリノスユースと対戦。ともに無敗でそれぞれ2位と首位に位置するチームの大一番は、前者に軍配が上がった。

 U-16日本代表が参戦している「]U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」に、FW浅田大翔(2年)、DF山中優輝(2年)、DF藤井翔大(1年)を送り込んでいる横浜FMユースに対し、東京Vユースは序盤から圧倒的な攻撃力を示す。

 13分に左WG川村が先制点を決めると、続く23分には右WG井上寛都(3年)がクロスに合わせてヘディングでネットを揺らした。33分に「今年のオフ期間に体重が4kg増えて推進力が増した」(横浜FMユース・冨樫剛一監督)という右MF関野愛紀(3年)に単騎で突破されて1点を返されたが、40分にMF今井健人(2年)のゴールで再びリードを広げた。

 後半12分に横浜FMユースMF吉沢実頼(3年)に得点を許して再び1点差に迫られたものの、東京Vユースは一気にギアを上げて突き離しにかかる。19分にオウンゴールで4点目を奪うと、21分には川村が加点。勝負を決めると、終盤にも途中出場のFW山田将弘(2年)が2ゴールを奪ってゲームを締め括った。
 
 首位攻防戦を制したチームにおいて、抜群の存在感を示したのが川村だ。

 昨秋のU-17ワールドカップに出場した経験を持ち、既に来季からトップチームでプレーすることが内定している。プロデビューはまだ叶っていないが、5月29日に行われたレアル・ソシエダとの親善試合でトップチームの試合に初出場。実績は十分で、ユースチームでも今季は目覚ましいプレーを見せている。

 そうした手応えを得ていたなかで、この横浜FMユース戦では左ウイングで後半38分までプレーして2ゴール、1アシストの大活躍。13分にMF粕谷晴輝(3年)のスルーパスに抜け出し、冷静に右足で先制点をゲット。2-1で迎えた40分には右サイドからのクロスが逆サイドに流れてくると、迷わず仕掛けてゴール前に折り返す。今井のゴールをお膳立てし、チャンスメーカーとしての役割を遂行。そして、圧巻だったのが後半21分の得点だ。今井のスルーパスをゴール前で受けると、一気に運んで得意ではない左足を一閃。ファーサイドに決まり、取り組んできた成果を見事に示した。

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