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後半、「最後の局面でやらせない」を全員で表現。大宮U18が昌平に追いつき、勝ち点1奪取

ゲキサカ / 2024年6月24日 20時49分

昌平高MF岩谷勇仁(右)のクロスを大宮アルディージャU18の右SB斉藤秀輝がブロックする

[6.23 プレミアリーグEAST第9節 大宮U18 1-1 昌平高 川越運動公園陸上競技場]

 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第9節2日目が23日に行われ、川越運動公園陸上競技場(埼玉)で大宮アルディージャU18(埼玉)と昌平高(埼玉)が対戦。1-1で引き分けた。

 立ち上がりは大宮U18が先に前へ出たが、徐々に昌平がボールを支配して押し込む展開となった。8分、相手DFからインターセプトしたエースFW鄭志錫(3年)が決定的な右足シュート。14分には、CB中松陽太(3年)の展開から左SB上原悠都(3年)がスピードに乗ってゴールライン際へ切れ込む。
昌平の左SB上原悠都は球際の強さを発揮
 大宮U18はこの日、怪我や体調不良、また年代別日本代表の活動によって、プレー可能なフィールドプレーヤーが16人のみだった。慣れないポジションで出場した選手や初先発の選手もいる中での戦いは劣勢に。その中で、CB起用された大西海瑠主将(3年)がベンチからの「際!」という声を体現し、CB山中大智(3年)とともに相手の攻撃を跳ね返していた。また、GK清水飛来(3年)が鋭い出足で相手のスルーパスに対応。0-0で試合を進める。

 それでも、前半は7-1というシュート数が物語るように昌平ペース。U-17日本高校選抜MF大谷湊斗主将(3年)とMF本田健晋(3年)が中心となってボールを動かすと、トップ下のMF三浦悠代(3年)が係わる形で攻撃を一気にスピードアップさせる。
大宮U15出身の昌平MF三浦悠代は鋭い動きを連発し、チャンスメーク
 26分、10番MF山口豪太(2年)が縦へ仕掛けて上げたクロスにMF岩谷勇仁(3年)が飛び込み、直後には右SB安藤愛斗(2年)の右クロスから鄭の放ったヘッドがクロスバーを叩いた。そして29分、左サイドでの奪い返しから岩谷が繋ぐと、鄭がドリブルシュート。ファーポストを叩いた跳ね返りを鄭が右足ボレーでゴールに叩き込んだ。昌平は個々がテクニックやクレバーさを発揮。最前線の鄭や三浦が相手の脅威になり続けていた。
前半29分、昌平FW鄭志錫が先制ゴール
 前半の大宮U18はボールを奪い返しても、相手のプレスを受けながらの苦しいビルドアップ。192cmFW磯崎麻玖(3年)やMF堀内陸大(3年)へのパスを通しきれず、昌平にセカンドボールを支配されてしまう。その中で右SB斉藤秀輝(3年)が競り合いでの強さや走力を発揮し、MF斎藤滉生(2年)が前を意識した動き。幾度かアタッカー陣に繋ぎ、39分にはMF登丸楓吾(3年)と左SB茂木祐弥(3年)のクロスが連続でゴール前に入った。

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