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冷静に戦った後半に4発。帝京が積極スタイルの栃木U-18を突き放して2連勝

ゲキサカ / 2024年6月30日 9時14分

 この日、インターハイの組み合わせが発表され、初戦の対戦相手は難敵・神戸弘陵高(兵庫)に決まった。今年の帝京は2年前の全国準優勝超え、日本一への強い思いを口にする森田をはじめ、前線の陣容が強力。個々の技術力が高くボールを保持しながら主導権を握る力があり、失点が増えるなど課題だった守りも徐々に安定してきている。藤倉寛監督の下、毎試合メンバーを入れ替えながら競争。近年、日比威前監督(現総合アドバイザー、順天堂大監督)の下で再び台頭してきた名門は今年も力を積み上げてきている。

 砂押は「インターハイ優勝してまず(現在9つのユニフォームの)星を増やすこと」「次の世代のためにもプレミアに上げること」「(選手権含めて)日本一2回なるチャンスあるんで、両方取りたい」を掲げた。まずはこれまで同様、トレーニング、目の前の一戦からこだわり続けるだけ。そして、どんな試合でも冷静に自分たちの力を発揮して白星を重ねる。

(取材・文 吉田太郎)

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