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玉野光南が1-0で7試合ぶりのプリンス中国白星。雪辱を期す選手権予選へ向け、DF清水元徳主将「この夏で、どれだけ成長できるか」

ゲキサカ / 2024年7月1日 19時18分

「キャプテンとしてチームに求めなければいけないことが多かったですが、なかなかチームの矢印が同じ方向を向かなかった」と振り返る苦境。それでも、「最近ようやく同じ方向を向いてきたことが、この勝利につながったと思う」という過程を今後につなげていくつもりだ。

 雪辱を期す選手権予選に向けて「この夏で、どれだけ成長できるかがカギになると思う」ときっぱり。次回の第10節終了後のリーグ中断期間にチーム力を高め、さらに再開後のリーグ戦で手応えをつかんで、9年ぶり9回目の選手権出場を目指す。

 乙倉監督も「夏の遠征などでみんなと協力して、絶対的なリーダーとして守備組織を構築していってほしい」と期待を寄せる。苦杯をなめた作陽学園、昨年度まで3年連続で選手権に出場している岡山学芸館高など強力なライバルがひしめく戦いに向けて、伝統の青いユニフォームをまとう背番号2は「自分たちの取り組みのレベルを、さらに上げて、選手権に向けて頑張っていきたい」と今後を見据えていた。

(取材・文 石倉利英) 

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