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「流れを変え修復と安定を」甲府が篠田善之監督との契約解除を発表…新監督は大塚真司コーチに決定

ゲキサカ / 2024年7月2日 11時6分

篠田善之監督が契約解除

 ヴァンフォーレ甲府は2日、篠田善之監督(53)との契約を双方合意のもと同日付で解除することを発表した。併せて大塚真司コーチ(48)の新監督就任も伝えている。

 地元出身の篠田監督は2023年からチームを率い、同年にクラブとして初めて臨んだAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でJ2勢初のグループリーグ突破を達成。一方、J2リーグ戦では最終節の敗戦で惜しくもJ1昇格プレーオフ進出を逃した。2年目の今季は第22節終了時点で6勝7分9敗(勝ち点25)の14位。J3自動降格圏内とは3ポイント差となっている。

 篠田監督はクラブ公式サイトを通じ、「ヴァンフォーレファミリーの皆様には感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございました。皆様を沢山の勝利で笑顔にする事が出来ず大変申し訳ありませんでした。スタッフ、フロントスタッフの皆様サポートありがとうございました。そして選手のみんなありがとう。ヴァンフォーレ甲府のこれからの躍進、発展を心より願っております」とコメントした。

 新指揮官を務める大塚氏は過去に大宮アルディージャの育成年代を指導し、2022年から甲府トップチームのコーチを担当。就任に際して「チームの勝利のために、惜しみなく自らのサッカーへの思いを日々伝えていきたいと思います。そしてホームの小瀬を中心に皆様方と勝利の喜びを分かち合えるよう全力で頑張ります」と意気込みを述べている。

 また、甲府は同日に代表取締役社長の佐久間悟氏による声明を発表。佐久間氏は昨季の成果に触れつつ、「今シーズンは、『緊褌一番』をクラブスローガンに掲げ、ACLノックアウトステージとリーグ戦、天皇杯に挑んで頂きましたが、シーズン前の主力選手の移籍やシーズン中における負傷者の続出という不運も相まって、22節が終了した時点で、自動昇格圏内と勝ち点差では大きく離れ、また残留争いにも巻き込まれるという状況になってしまいました。そこで、クラブと致しましては、『流れを変え』同時に『修復と安定』を図りたいとの思いから指揮官の交代を決断致しました」と説明し、「改めて、篠田善之監督には、短い期間ではありましたが、クラブとチームの成長に貢献して頂き、感謝申し上げます」と語った。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●篠田善之
(しのだ・よしゆき)
■生年月日
1971年6月18日(53歳)
■出身地
山梨県甲府市
■選手歴
甲府サッカークラブ-中京大-福岡ブルックス/アビスパ福岡
■指導歴
2005年:アビスパ福岡 ホームタウン推進部コーチ
2006年1月~7月:アビスパ福岡 U-18コーチ
2006年7月~12月:アビスパ福岡 トップチームコーチ
2007年:アビスパ福岡 U-15コーチ
2008年:アビスパ福岡 トップチームコーチ
2008年7月~2011年8月:アビスパ福岡 トップチーム監督
2012年~2016年6月:FC東京 トップチームコーチ
2016年7月~2017年9月:FC東京 トップチーム監督
2018年~2019年5月:清水エスパルス トップチームコーチ
2019年5月~12月:清水エスパルス トップチーム監督
2020年~2021年:清水エスパルス トップチームコーチ
2022年~2022年6月:清水エスパルス トップチームヘッドコーチ
2022年6月~2023年:清水エスパルス トップチームコーチ
2023年~:ヴァンフォーレ甲府 トップチーム監督
■コーチライセンス
日本サッカー協会公認S級コーチライセンス(2008年取得)
■コメント
ヴァンフォーレ甲府を愛する全ての皆様、日頃より熱いご支援ご声援を頂きありがとうございます。
本日をもちまして監督の職を離れる事となりました。
ヴァンフォーレファミリーの皆様には感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございました。
皆様を沢山の勝利で笑顔にする事が出来ず大変申し訳ありませんでした。
スタッフ、フロントスタッフの皆様サポートありがとうございました。
そして選手のみんなありがとう。
ヴァンフォーレ甲府のこれからの躍進、発展を心より願っております。

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