トップチームの敗戦を見た静岡学園Ⅱの選手たちがプリンス東海で奮起。四中工に3-1で勝利
ゲキサカ / 2024年7月2日 18時49分
四中工は3点ビハインドとなったものの、サイド攻撃でシュートシーンを創出。39分にはMF 若松音冬(3年)の右クロスを小久保が右足ダイレクトで合わせる。だが、静岡学園ⅡのGK瀧が再びファインセーブ。得点を許さず、逆に交代出場FW佐々木雄基(2年)の中央突破から4点目のチャンスを作った。
静岡学園の2年生GK瀧優斗は好守で勝利に貢献
それでも、最後まで前に出た四中工が1点をもぎ取る。後半45+4分、交代出場のMF住田大晴(3年)がミドルレンジから右足シュートを右隅に突き刺して意地の1点。敗れたものの、次に繋がる1点だった。
静岡学園の指揮を執った北川慶コーチは、「(まだまだ自分に)自信のある選手があまりいない」と指摘。力不足な点や甘さを改善することを求め、「インターハイメンバー入り目指して頑張って欲しい」と期待した。
静岡学園左SB藤本虎之介は攻撃面など特長を発揮。守備強度も武器にインハイメンバー入りへのアピールを狙う
藤本は「前半からの良さをもっと後半でもしっかりと出していきたいなと思っています」と反省し、「トップチームとの差はまだまだあると思うんで。日頃の練習から、トップチーム目指してやっていきたい。インターハイのメンバーもまだ決まってない。そこを目指したいですし、プレミア(リーグ)でもやっていけるような強度やもっと伸ばせる部分がたくさんある。プリンスでしっかり結果を残して、監督の(川口)修さんにもしっかり評価されるようにしたい」と力を込めた。日常のトレーニングからより技術力や強度を高め、チャンスを掴む。
(取材・文 吉田太郎)
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