U-23日本代表 パリ五輪メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年7月4日 12時49分
──18人を決断したタイミングはいつだったか。松木玖生(FC東京)が外れた理由は何か。
大岩監督
「今回は選ばれた選手たちのお話をぜひさせていただきたい。決めたタイミングだが、昨日が登録の期限だった。昨日スタッフ全員でミーティングをして最終決定をした」
──OAはあえて呼ばなかったのか。交渉が難航したのか。U-23世代で挑むのは2008年北京五輪以来になるが、U-23世代で挑む意味は何か。
大岩監督
「最初の質問の答えと同じだが、OAも含めて、いま現在招集可能な選手たち、ベストと思われる選手たちを招集したつもりでいる。U-23の選手たちで戦ったアジア杯でわれわれはチャンピオンになった自信と誇りを持って、パリオリンピックに向かいたい。OAがいるいないは別として、いま現在招集できる日本代表という責任を持って、パリオリンピックに向かっていきたい。その一心で現在いる」
──OAで日本サッカー協会(JFA)として交渉しているなかで参加可能だった選手はどれほどいたのか。
山本ND
「非常に未来に向かって重要な質問。OAの現場からの希望は当然あった。一年以上かけて海外組の調整というところは進めていた。選手の意思、クラブの了承を得なければいけない。一方で、移籍が関わってくると、現クラブとその先のクラブが7月から始まるところで、その確認を取らなければいけない。さまざまな要因が絡まって、日々この時期ヨーロッパのマーケットは動いているので、選手の行先、状況、移籍先が決まらなければ交渉すらできない状況だった。一方で、監督が変われば選手の立ち位置も変わる。登録が7月のタイミングであるというところで、先を予測して交渉するのは困難を極めた。OAに限らず、この年代の久保建英、鈴木唯人、鈴木彩艶、この海外組の選手たちも招集が叶わなかった。ヨーロッパオフィスを抱えているので、日々クラブと連絡を取りながら、昨日まで努力をしたが、そういう選手たちがチームでとてつもなく大きな存在として必要とされているからこそ困難な状況になっているのだろうと思う。この選手たちの成長、躍進がなくても勝てるという底上げを考えていきたい。このメンバーでメダルをどう狙うかということを、ここでしっかりと話ができれ場と思う。W杯予選にここから何人上がってこれるか、それが日本の未来。通過点として、パリ五輪の6試合の経験値があった人はすばらしい成長を遂げることを期待している。海外組は前回の東京五輪はU-23で7人の海外組がいた。今回は6人の海外組がいる。五輪まで海外に移籍するかもしれない。そういう意味で、大岩監督が選んだ選手たちに伸びしろがあると思っているし、日本の未来の成長に必ず力になってくると確信している。OAの話とは遠い話になるが、今後世界のクラブとどうコミュニケーションを取って選手たちを招集できるのか、U-20の代表でも同じことが起きている。そういう時代になったということを、サッカーの明るさと捉えている」
この記事に関連するニュース
-
五輪を「大学生の大会」に? 位置付け再考のタイミング…山本NDと大岩監督に滲んだ“苦渋の色”
FOOTBALL ZONE / 2024年7月4日 11時30分
-
「困難を極めた」OAや海外組招集について山本昌邦NTDが言及、ポジティブな変化「そういう時代になったという日本サッカーの明るさ」
超ワールドサッカー / 2024年7月3日 16時5分
-
OA枠活用せずにパリ五輪へ…大岩剛監督「今現在で招集できるベストなメンバー」
超ワールドサッカー / 2024年7月3日 14時50分
-
U-23日本代表は久保、鈴木彩、鈴木唯ら招集できず…OA枠もゼロ 山本ND「昨日まで努力したつもり」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月3日 14時38分
-
パリ五輪まで一か月、7/3メンバー発表までの現状は…大岩監督「OAを3人使う可能性も、ゼロの可能性も」
ゲキサカ / 2024年6月26日 5時17分
ランキング
-
1バド選手が試合で倒れて「AEDの使用もないまま」死亡 日本AED財団「痛恨の極み」、緊急メッセージに込めた思い
J-CASTニュース / 2024年7月3日 20時1分
-
2大谷翔平まさかの6月月間MVPならず リーグトップ12本塁打、24打点もハーパーが2か月連続受賞
スポーツ報知 / 2024年7月3日 23時50分
-
3大谷翔平が4年連続球宴出場決定!ファン投票DH部門63%でリーグ1位に 37%のシュワバーに圧勝
スポニチアネックス / 2024年7月4日 8時29分
-
4大谷翔平に塁上で敵軍24歳が「『バカ』か『アホタレ』のどっちかで呼んで」 大谷の答えとは?
スポーツ報知 / 2024年7月4日 10時54分
-
5「5人くらい関係を持った」“西武の新4番”岸潤一郎(27)の“ネットナンパ不倫”が発覚《“嫁が好きなんて一言も…”不倫相手に送った驚愕メッセージ》
文春オンライン / 2024年7月3日 16時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)