U-23日本代表 パリ五輪メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年7月4日 12時49分
──移籍を理由とした18人からの入れ替えはできないということか。
山本ND
「できないというところで、招集がすごく繊細で難しい話だった。この先を見て交渉しないといけないという確約が取れないと、1人2人減っていって、厳しい日程の五輪5試合を中2日で戦っていく。18人が17人16人になることは大きなダメージになるので、メンバー選考は厳しくなるということ」
──今大会の意気込み、目標は何か。
大岩監督
「しっかりと準備をしたなかで、本大会に向けて、スタッフ選手全員でパリ五輪一戦一戦を戦ったうえで決勝に進みたい。金メダルを取りたいと思っている」
──キャプテンはいつごろまでに置きたいか。
大岩監督
「全員が集まれるのが大会直前になる。全員集まった時点でキャプテンを決めたい。アジア杯で優勝したときも副キャプテンを置いた。チームの中で責任ある立場を置いて大会を戦いたい」
──大岩ジャパンの強みは何か。
大岩監督
「2年半活動してきて、アンダー世代いずれもそうだが、ターゲットが決まっている。われわれにとってパリ五輪が最後の大会。この後はサムライブルーに向けて選手たちが成長するしかない。われわれの年代の選手で戦う最後の大会になる。それに向けてこの2年半準備をしてきた。アジア杯で勝ってそれぞれが成長し、自信と責任を持って大会に臨める。2年半培ったすべてを発揮したうえで大会に臨みたい。一体感を持って強みとして大会に向かいたい」
──固定されたメンバーだと代表の感覚は生まれやすいが、入れ替わるなかで代表を意識させるために働きかけたことはあるか。
大岩監督
「特にない。都度招集されたメンバーが日本代表としての責任を持つという、U-23のフィロソフィーとともに活動してきたので、各選手たちが自覚を持って、日本代表として立ち振る舞いを含めてプレーしてきたと思う。その成長を持って、いま現在の立ち位置にいると思うので、その思いと自分自身の責任を合わせて、日本代表としてパリ五輪で戦っていきたい」
──今回五輪の舞台で戦う選手は、将来A代表としてW杯で戦うことも期待される。選手たちに五輪という舞台で何を経験してほしいか。
大岩監督
「選手たちも自覚していると思う。われわれは経験を積みにパリ五輪に出場するわけではない。日本代表として金メダルを奪うという気持ちで大会に臨むということを自覚している。真剣に戦うことの重要性、それに伴う勝敗における自信。そういうものの大きさは私自身認識している。勝負にこだわったうえで大会を戦い、その先に選手たちが感じているのであれば、選手たちにすべて跳ね返ってくると思う。サムライブルーかそれ以上か、目指すうえで重要なステップになるように戦えれば」
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