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逆境の中で人間として、プレーヤーとして成長し、特別な1勝。青森山田DF小沼蒼珠主将は「誰よりも努力する」を継続してインハイへ

ゲキサカ / 2024年7月9日 2時24分

 待望のリーグ戦ホーム初白星。悩みながら、何とか青森山田を強くしようとする主将の姿をチームメートも見てきた。CB山口元幹(3年)は、「何か問題があったら自分が悪いっていう風に。それがいいか分からないですけど、やっぱり蒼珠は責任感が凄く強くて。練習の時は『自分が嫌われてもいい』っていうぐらいの覚悟で声かけてくれている。でも、逆にオフの部分やったら、ムードメーカーとして凄い周りを笑わかしてる」と説明する。
声でチームを引き締め、ムードを高める
 小沼が戦術面以上に重視して共有してきたのは、“常勝軍団”青森山田の気持ちの強さ、プライドの部分だった。「気持ちの部分とか、チームのあり方の部分っていうのは、ミーティングして、『練習からやっていこう』っていうのは、蒼珠中心にやってきました。だから、こういう結果が出たのかなと」(山口)。“ゴールを隠す守備”や対人で負けない、攻守の切り替えなど青森山田のやるべきこととともに、大事にしてきた気持ちの部分がこの日の勝利に結びついた。
 
 同時に、主将は「誰よりも努力して、誰よりも苦労して飛躍する一年に」のモットーを貫いてきた。この日、特別な1勝を果たしたが、今後もブレることはない。「選手権終わった後、確か自分、『誰よりも努力する』っていうことを言ったと思うんですけど、それはずっとサッカーノートとかにも書いて、『誰よりも努力する』っていうのは常に頭にあります。『誰よりも努力して飛躍した1年にする』って言ってたので、それを達成するために、チームのためにも、インターハイまでの2週間ぐらいをやっぱり自分が1番やって勝たせるチームにして、インターハイで誰もが納得するように。『これが今年の青森山田だ』と言わせるために、絶対(タイトルを)取って周りを黙らせたいです」。勝つため、成長するために苦労することも歓迎。2024年度の青森山田の象徴と言えるリーダーが、チームメートとともにインターハイ前、大会期間中も成長を続けて目標を達成する。
青森山田がやるべきことを体現する
(取材・文 吉田太郎)
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