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前橋育英が「第1回神栖ワールドユースフットボール」でマドリード選抜に3-0快勝。3バック挑戦、新戦力のDF鈴木陽らも奮闘

ゲキサカ / 2024年7月14日 20時37分

 前半終了間際にクロスから決定機を作られたものの、無失点を継続。また、前橋育英は攻撃面でもショートコンビネーションでの崩しに加え、右WB坪井蒼季(2年)、左WB牧野が再三敵陣深い位置に侵入してクロスへ持ち込むなど、多彩な攻撃で2点目のチャンスを作り続けていた。

 マドリード選抜は後半、セットプレーなどからゴール前のシーンも作ったが、前橋育英はGK藤原優希(3年)や鈴木、DF久保遥夢(2年)、DF山田佳(3年)の3バックが崩れない。そして、後半15分、前橋育英はMF竹ノ谷優駕(2年)のスルーパスでFW四方田泰我(2年)が右中間を抜け出し、中央へラストパス。これをMF黒沢佑晟(3年)が押し込んで2-0とした。さらに19分、黒沢が左サイドで粘り、最後はクロスを大外のMF白井誠也(2年)が1タッチでゴール。相手の厳しいチェックに怯まず、戦った前橋育英が3-0で快勝した。
後半15分、前橋育英の交代出場MF黒沢佑晟が追加点これで2-0
 ヘスス・オルテガ監督の率いるマドリード選抜は、「大会のグラウンドも凄く良く、参加チーム全体のレベルも高いと思いました」と神栖市の環境や日本の高校生のプレーを評価。一方の前橋育英は秋冬の飛躍へ向けて一つ経験を積んだ。
後半19分には交代出場のMF白井誠也が3点目前橋育英は個の力のある相手に対し、最後まで集中した守り
 今年の前橋育英は昨年からのレギュラーの多くを残すなど前評判が高いが、インターハイ予選準決勝でPK戦敗退。山田監督は「今は競争なので、試して。この1か月、2か月はやっていきます」と語る。これに対し、Bチームから昇格組の鈴木は「監督に言われているのはプレミアまで1か月半くらい時間が空くので、この中で競争してチームとしてレベルアップ図っていこうということなので、負けないように頑張っていきたい。僕、身長なくて技術もあんまないんですけれども、コーチングとか気合の部分でもっとアピールしていきたい」と力を込めた。

 今大会の目標は、優勝することと成長することだ。この日の午後、鹿島学園にも勝ち、予選リーグ3連勝でグループ1位突破。神栖ワールドユースフットボール最終日(15日)の準決勝、決勝も個人、チームでチャレンジし、勝って大会を終える。

(取材・文 吉田太郎)

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