[MOM4765]名古屋U-18FW大西利都(2年)_プロ野球選手だった父から「アスリートとしての在り方」を学ぶスピードスターが1試合2得点で勝利を呼び込む!
ゲキサカ / 2024年7月15日 8時35分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.13 プレミアリーグWEST第8節 名古屋U-18 4-2 神村学園高 トヨタスポーツセンター第2グラウンド]
常にプレッシャーは感じている。みんなを代表してスタメンで出ること。チームが繋いだボールをゴールに結び付けること。その責任は決して小さくないけれど、それはそういう立場にいるからこそ担えるもの。ならば、もう背負えるだけ背負ってやる。
「自分がスタメンで出ているからにはチーム全員の代表として出ているプレッシャーもあるんですけど、ピッチに立つ時には『自分が一番上手い』という気持ちで挑まないとダメだと思うので、『そういう気持ちを持たなきゃ』と自分にプレッシャーを掛けるような意識でやっています」。
名古屋グランパスU-18(愛知)の最前線で躍動するスピードスター。FW大西利都(2年=名古屋グランパスU-15出身)はピッチに立ち続けることで多くの学びを自分の中に取り入れながら、さらなるステップアップを自身に課している。
「多くの観客だったり、学校の友だちも来ていたので、今日は気合の入り方はいつも以上に違う感じでした」。神村学園高(鹿児島)と対峙したプレミアリーグWESTの前半戦ラストゲーム。ホームに少なくない観衆を集めて行われた一戦のグラウンドに、大西は高揚感を持って足を踏み入れる。
最初の決定機は試合開始直後に訪れた。前半2分。MF野中祐吾(2年)、MF八色真人(2年)、FW杉浦駿吾(3年)とスムーズに回ったボールが、足元に入ってくる。「駿吾くんからのワンタッチというのは練習中から共有できていたところだったので、あとは思い切り振り抜くだけでした」。左足で打ち切ったボールは、ゴールネットへ転がり込む。
「試合前から立ち上がりのファーストシュートの大事さは監督からも言われていましたし、チャンスが来る中で決め切る力というのはずっと課題だったので、今日はそこを意識した中で点を決められて良かったです。気持ちもメチャメチャ楽になりました」。早々にマークした貴重な先制点で、その持てる力はさらに解き放たれる。
杉浦が追加点を奪い、2点をリードして迎えた23分。「相手に自分たちのプレッシャーが掛かっているなというのはわかっていました」という大西は、神村学園の最終ラインのビルドアップが乱れた瞬間を見逃さない。パスミスをかっさらうと、目の前にはターゲットが広がる。
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