ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年7月22日 7時17分
ゲキサカでは7月22日に開幕する夏のクラブユースチーム日本一を懸けた戦い、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを大特集! 「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。
森田記者「すでにトップチームに欠かせない戦力になりつつある広島ユースのMF中島洋太朗。6月の新潟戦でJ1デビューを果たした鹿島ユースのFW徳田誉。高3ながらもこの夏、海外に渡る熊本のFW道脇豊。今年はアカデミー出身の若い選手の飛躍が目を惹きますが、クラブユース選手権(U-18)には彼らに続く可能性を秘めた選手がまだまだ存在します。今回は夏の祭典を機にブレークを果たしてくれると期待し、見た試合でのインパクトが強かった選手をピックアップしました。大会でも多くの人を魅了してくれるはずです」
以下、森田記者が推薦する11名
GK松浦大翔(アルビレックス新潟U-18、1年)
内田潤監督が「スーパーポジティブ」と評する守護神は、来季からのトップチーム昇格が決まった内山翔太と切磋琢磨しながら成長中。1年生とは思えないほど的確なコーチングと1対1のシュートストップが目を惹く。
DF池末徹平(サガン鳥栖U-18、3年)
「ボールを受けてからのプレーに自信がある」。そう口にするボランチは展開力が売り。CBとしてプレーする今季は最終ラインからのビルドアップで持ち味を発揮しつつ、課題として挙げていた守備でもファイトし続けている。
DF山田海斗(ヴィッセル神戸U-18、3年)
191cmの大型CBはクラブの期待も大きく、昨年はアストン・ビラのアカデミーに練習参加。今季はトップチームに2種登録されている。「身長とリーチがあるので、ゴール前でやらせない自信はある」と胸を張る通り、ボックス内での守備対応が光る。
DF佐藤海宏(鹿島アントラーズユース、3年)
正確な左足キックが持ち味で、後方からの組み立てとともに攻撃参加からのクロスが光る。攻撃だけの左SBに留まらないのも彼の魅力で、「DFの選手なので守備で負けてはいけない。その中でどれだけ前に出て行けるかが、自分の武器」と口にする。
MF土居佑至(清水エスパルスユース、2年)
常にゴールを意識して仕掛けるドリブルが持ち味で、DFを上手く引き寄せて味方を使うなど判断の良さも目を惹く。「練習会へ行った際にスピードや判断の部分でレベルの高さを感じた」との理由で選んだ清水でも、持ち味を発揮中。
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