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プレミアWESTで好調維持の名古屋U-18が湘南U-18撃破!! 3年ぶりとなる夏の日本一に向けて好スタート!!

ゲキサカ / 2024年7月23日 10時39分

名古屋グランパスU-18が後半AT決勝弾で白星発進

[7.22 クラブユース選手権(U-18)GL第1節 名古屋U-18 3-2 湘南U-18 維新みらいふスタジアム]

 キックオフの17時時点で気温は37度。体感では40度に迫るような暑さのなか、迎えたグループリーグの第1節で高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WESTで3位につける名古屋グランパスU-18は、神奈川県リーグ1部の湘南ベルマーレU-18と対戦した。山口県の維新みらいふスタジアムで行われた一戦は後半アディショナルタイムの勝ち越し弾で、名古屋が3-2の勝利を収めた。

 22日に開幕した日本クラブユースサッカー選手権(U-18)。今年度から大会方式が変更され、各組1位のみがノックアウトステージに進めるレギュレーションとなった。また、準々決勝まで群馬で集中開催されていた開催地も、グループリーグと準々決勝は群馬、大阪、山口、宮崎の4箇所に分散し、全ての試合を夕方以降に実施するフォーマットとなった。

「1試合、1試合、負けたら終わり。そのつもりでやらないと勝ち抜くのは厳しい」。名古屋の三木隆司監督が話した通り、大会フォーマットの変更で今大会から1勝の重みが大きく変わった。1位のみが次のステージに進めるため、グループリーグでの敗戦は致命的となる。そうした重圧がかかるなか、名古屋は開始早々にスコアを動かす。開始2分、中盤でボールを拾うと、ショートカウンターを発動。センターサークル付近でパスを受けたMF杉浦駿吾(3年)が、前方に鮮やかなスルーパスを通す。タイミングよく抜け出したFW大西利都(2年)がファーストタッチでゴール前に運ぶと、左足で流し込んで先制点をもぎ取った。

 リードを奪った名古屋は以降も3-4-2-1の布陣でボールを最終ラインから動かしつつ、積極的にゴールを目指していく。しかし、15分に一瞬の隙を突かれてしまう。湘南の右SB山崎翔流(3年)に右サイドを深くえぐられると、角度のないところから技ありのシュートを決められた。

 試合を振り出しに戻されてからは一進一退の攻防が続き、名古屋は決定機をなかなか作り出せない。それでも粘り強くボールを動かしながら前進を続けると、後半開始早々に再びネットを揺らす。後半3分、ボランチのMF八色真人(2年)が3列目から攻撃に加わり、ラストパスを供給。最後はFW西森脩斗(3年)が押し込んで勝ち越しに成功した。

 名古屋はリードを守るべく守備に比重を置きながら、追加点を狙いにいく形にシフトチェンジ。しかし、またしても僅かな綻びから失点を喫する。12分、右WB野中祐吾(2年)が湘南MF杉浦誠黎(2年)をPA内で倒してしまう。このPKをFW寺下翔和(3年)に決められ、再び同点に追い付かれた。

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