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前半から果敢に攻めた清水ユースが昨年のリベンジ達成!! 粘るFC東京U-18振り切り、逆転でクラセン8強入り

ゲキサカ / 2024年7月26日 14時4分

3発先行の清水エスパルスユースが逆転でのグループリーグ突破を決めた

[7.25 クラブユース選手権(U-18)GL第3節 清水ユース 3-2 FC東京U-18 アミノバイタルトレーニングセンター宮崎サッカー・ラグビー場]

 25日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会グループリーグ第3節の各試合が全国各地で行われた。宮崎県宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎サッカー・ラグビー場では、FC東京U-18(関東3)と清水エスパルスユース(東海2)が対戦した。

 FC東京は初戦の奈良ユース(関西4)戦で3-0、2戦目の横浜FCユース(関東9)戦で1-0の勝利。この時点で勝ち点6でグループC単独首位に立ち、最終戦は引き分けでもグループリーグ突破が決まる状況だった。一方の清水は初戦の横浜FC戦は1-1の引き分け、2戦目の奈良戦は6-0の勝利を収め、勝ち点4の2位。グループリーグ突破のためには勝つしかなかった。

 前半は互いに慎重な入りだったが、徐々に清水が「FC東京さんは高さがあり、われわれには高さがない。何で勝負するかと言ったら俊敏性しかありません」と語る澤登正朗監督の狙い通り、積極的にゴール前まで仕掛けて攻め立てる。それでもFC東京はU-19日本代表GK後藤亘(3年)や、キャプテンMF永野修都(3年)といったトップチーム昇格内定選手を中心に安定した守りを見せる。

 それでも積極的な攻撃を見せた清水は31分、MF土居佑至(2年)がループシュートを放つ。「良い感じで飛び出していけて、クロスという選択肢もあったけど、思い切って狙ったら相手に当たってリフレクションで入りました」と振り返った通り、相手選手に当たってオウンゴールとなり、先制に成功した。さらに勢いづいた清水は35分、左サイドバックのDF石川成希(3年)からMF小竹知恩(3年)にパスが渡り、最後は小竹のクロスを受けたFW田代寛人(3年)がシュートを決めて前半で2点のリードを奪う。

 後半、FC東京は選手交代で流れを引き寄せようとしたが、10分に清水が追加点を奪取。ボランチのMF杉山琥二郎(1年)からのパスをゴール前で受けた土居が、「ボランチからボールを受けて、FWが裏抜けしてくれたので自分のところに転がってきてあとは決めるだけだった」という状況で思い切って右足を振り抜きゴールを決めてリードを3点差に広げた。

 しかし、ここからFC東京は自慢の高さを生かして猛攻を仕掛ける。13分にはFW山口太陽(3年)のパスを受けたMF田中希和(2年)がゴールを決めてまずは1点を返す。その後も途中出場のMF尾谷ディヴァインチネドゥ(2年)の突破力、尾谷や山口の高さを活かした攻撃で清水に圧をかけ、35+1分にはU-16日本代表DF田中遥大(1年)のクロスから山口がヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄る。しかし、その後は清水が反撃を耐え抜き、3-2で試合終了。清水が勝ち点を7まで伸ばし、グループ首位となってノックアウトステージ進出を決めた。

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