ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年7月26日 19時32分
令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技が27日に福島県内で開幕します。ゲキサカでは「インターハイ注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイ注目の11選手を紹介してもらいます。第1回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。
森田記者「インターハイはJリーグや大学のスカウトが多数訪れる見本市のような舞台。活躍を機に高校卒業後のチャンスを掴んだ選手も少なくありません。今年も大会を機にプロ入りや志望校への進学を狙う選手がたくさんいます。今回は今年見た選手の中から、大会でのブレークに期待したい“推し選手”をピックアップ。いずれも大暴れできるだけの力を持った選手なので活躍に期待しています」
以下、森田記者が推薦する11名
GK佐々木智太郎(昌平高3年)
Jリーグのアカデミーからも誘いを受けたが、高校サッカーに憧れ、中学から昌平高の下部組織である「FC LAVIDA」を選択。身長、技術ともにすくすく成長し、高2から定位置を掴むと選手権でも活躍した。189cmの身長を生かしたセービングは年代でも屈指。
DF山本圭晋(帝京長岡高3年)
元々はボランチだったが、昨年からCBとしてプレー。落ち着いたビルドアップとともに「抜かれないように味方を上手く使いながら守ろうと意識している」というクレバーな守備対応が目を見張る。今季はプレミアリーグを経験し、強度もアップ。
DF重松怜音(福岡大若葉高2年)
福岡U-15出身だが、「伝統のないチームに行ってみんなで伝統を作っていきたかった」と創部5年目の新興チームに進学。自信を見せるのはビルドアップで中盤でのプレーも可能。加えて、競り合いや1対1にも強くバランスの取れたCBだ。
DF樋渡蓮音(米子北高3年)
持ち味は高い身体能力を生かした躍動感溢れるオーバーラップ。最終学年を迎えた今年は「目と目を合わせてマイナスの声をなくすようにした」と仲間を思いやれる選手に成長中。今では年代屈指のSBと言っても過言ではなく、今大会の大暴れが期待される。
MF舛井悠悟(大津高3年)
スピード自慢のサイドアタッカーで、相手にバレていても止められない。その速さは中学時代の県の陸上大会で100mハードルの4位になったほど。高校入学後はドリブルのコース取りを意識するようになり、速さがプレーにより生かせるようになってきた。
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