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3点先取の福岡U-18が猛反撃見せた清水ユースから逃げ切り、6大会ぶりのクラセン4強入り!!

ゲキサカ / 2024年7月27日 16時51分

6大会ぶりの準決勝進出を決めたアビスパ福岡U-18

[7.26 クラブユース選手権(U-18)準々決勝 清水ユース 2-3 福岡U-18 アミノバイタルトレーニングセンター宮崎サッカー・ラグビー場]

 26日、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の準々決勝3試合が全国各地で行われた。宮崎県宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎サッカー・ラグビー場では清水エスパルスユース(東海2)とアビスパ福岡U-18(九州1)が対戦した。

 立ち上がりからどちらも積極的な姿勢を見せると、前半18分に福岡が先制する。右サイドからゴール前までパスがつながり、最後は前線のFWサニブラウン・アブデルハナン(3年)からのパスを受けたMF武本匠平(1年)が右足を振り抜きゴールを決めた。

 その後、清水も決定機をつくるがゴールを奪えず、31分に福岡はカウンターを発動。ゴール前が混戦になり、ボールは右サイドから駆け上がってきたキャプテンDF池田獅大(3年)の下へ。右サイドバックの池田は「逆サイドから良い横パスが来て、ファーストタッチが良いところに置けたので振り切るだけでした」と右足で冷静にシュートを決めて突き放す。

 さらに39分にはMF楢崎佑馬(3年)のCKをファーサイドの池田が折り返すと、FW前田一翔(3年)が反応。「スカウティングでエスパルスのCKは強い、守備が堅いと聞いていた。ニアに入ってボールが来なかったけど、折り返しの用意をしていたら、獅大が良いボールを上げてくれたので決められて良かった」と振り返った通り、きっちりとヘディングシュートを決めて、3点のリードを奪って前半を終えた。

 しかし、後半は一転して清水が猛攻を仕掛けた。後半7分、MF小竹知恩(3年)が左サイドを突破してクロスを供給すると、左サイドバックのDF石川成希(3年)が押し込んで1点を返す。反撃の狼煙を上げると、その後は清水が圧倒的に押し込む展開となり、何度となく決定的なチャンスを迎えた。諦めずに攻め続けた清水は40分、小竹がPA内で倒されてPKを獲得すると、FW田代寛人(3年)が落ち着いて決めて1点差に詰め寄った。

 さらにアディショナルタイムも攻め立てた清水だったが、福岡も何とか踏ん張った。3-2のまま試合を終えると、両チームともに多くの選手がピッチに倒れ込んだ。大激闘の末、福岡が6大会ぶり2回目の準決勝進出を果たした。

 福岡を率いる久永辰徳監督は「立ち上がりは連戦であまりコンディションが良くなかった。自分たちのやりたいことができなかったので、やらなければいけないことに切り替えた」と前半途中でプラン変更したことを明かした。キャプテンの池田は「自分たちのハイプレスがうまくいかなかったので、ミドルプレスに切り替えてから奪ってからのショートカウンターで、複数得点取れて後半に折り返せたのは良かったです」とボールを奪いに行く位置を変えて、ショートカウンターを狙う形がハマったと話す。

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