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タフな相手を乗り越え、まずは全国1勝。昌平・玉田圭司監督「僕もそうだし、選手も凄くいい経験だった」

ゲキサカ / 2024年7月27日 20時42分

初戦突破を喜ぶ昌平高の選手たち

[7.27 インターハイ1回戦 昌平高 2-1 尽誠学園高 Jヴィレッジスタジアム]

 昌平が次に繋がる白星と経験――。令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技が27日に開幕し、昌平高(埼玉)が尽誠学園高(香川)に2-1で競り勝った。昌平は、28日の2回戦で帝京安積高(福島1)と戦う。

 今季から元日本代表FWの玉田圭司監督が指揮を執る昌平は、後半終了2分前に決勝点。難敵・尽誠学園を振り切った。玉田監督は、指揮官として全国大会初白星。「ほんとにいい相手とやれて、凄くいい経験。僕もそうだし、選手も凄くいい経験だったと思います」と頷いた。昌平の玉田圭司監督は「凄くいい経験」
昌平が苦しみながらも初戦突破
“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグEASTで戦う昌平は、メンバーの半数が年代別代表や高校選抜経験者。初戦はGK佐々木智太郎(3年、U-17日本高校選抜)、DF安藤愛斗(2年)、中松陽太(3年)、坂本航大(3年)、上原悠都(3年、U-17日本高校選抜候補)の4バック、MF大谷湊斗主将(3年、U-17日本高校選抜)、本田健晋(3年)、山口豪太(2年、23年U-17日本代表)、岩谷勇仁(3年)、三浦悠代(3年)、FW鄭志錫(3年)の11人が先発した。

 一方、香川県1部リーグ所属の尽誠学園は“格上”へのチャレンジ。県予選準決勝で中足骨を骨折したFW古家大輝主将(3年)がベンチスタートで、GK冨家巧充(3年)、DF上野山碧人(3年)、稲田侃太(3年)、林一朗(3年)、湊斐可琉(3年)。MF東川一輝(3年)、毛利泰賀(2年)、杉田夢遥(2年)、山口悠大(3年)、ゲーム主将のFW石川碧貴(3年)と石田未來翔(2年)が先発した。
 
 その尽誠学園が入りよく試合をスタート。1分、東川の斜めのスルーパスが右SH杉田に通るが、シュートは鋭くカバーした昌平DF上原がブロックする。先に決定機を作った尽誠学園は、直後にも左ショートコーナーから思い切りよくゴールを狙った。

 一方の昌平は11分、岩谷の突破から折り返しを山口が左足で狙う。これは相手DFにブロックされたが、序盤から前線の攻防でFW鄭志錫(3年)が強さを発揮。11分にも鄭のポストプレーから右の山口がDF2人の間を一気にドリブルで抜け出す。注目レフティーはそのままゴール方向へ向かうと、最後はGKを引き付けてラストパス。これを岩谷が難なく決め、先制した。

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