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U-23日本代表が2大会連続GL突破! 3月に敗れたマリに雪辱、波状攻撃から山本理仁が2戦連続ゴール

ゲキサカ / 2024年7月28日 6時51分

MF山本理仁が決勝ゴール

[7.27 パリ五輪GL第2節 U-23日本 1-0 U-23マリ ボルドー]

 U-23日本代表が2大会連続でグループリーグ突破決定! 現地時間27日、パリオリンピックのグループリーグ第2節でU-23マリ代表と対戦し、1-0で勝利。後半37分、FW細谷真大のクロスに飛び込んだFW佐藤恵允の右足シュートはGKにはじかれたが、MF山本理仁が押し込み、決勝ゴールを挙げた。3月に敗れたマリに雪辱を果たし、グループ2位以上が確定。決勝トーナメント進出を決めた。

 日本は5-0で勝利した初戦・パラグアイ戦から先発3人を変更。DF西尾隆矢、MF荒木遼太郎に加えてバックアップメンバーからMF山田楓喜が起用された。4-3-3の布陣で、GKは小久保玲央ブライアン、4バックは左から大畑歩夢、DF高井幸大、西尾、DF関根大輝。アンカーはMF藤田譲瑠チマ、インサイドハーフは左が荒木、右が山本。前線3人は左からFW斉藤光毅、細谷、山田が並んだ。[両スタメン&布陣]

 マリとは今年3月にも対戦し、先制したが1-3と逆転負け。五輪の舞台での4か月ぶりの再戦は、日本が冷静にボールを保持する。一方、前半11分にはマリFWティエモコ・ディアラにPA左からシュートを打たれたが、小久保がニアサイドを防ぎ、ボールをはじいた。マリの長い足によるカットでカウンターを許す場面もあったが、全員守備でピンチを切り抜けた。

 日本は左サイドで斉藤、荒木、大畑が巧みにポジショニングを入れ替えながら何度も突破。右サイドでは山田の奮闘に関根が追いかけながら合わせ、決定機を作った。攻勢に転じたいマリは前半45分、DFアメド・ディオマンデが右サイドからミドルを放つ。日本のゴールに無回転気味の弾道が向かうが、小久保が冷静にはじき飛ばした。

 前半はスコアレスのまま終了。日本は要所で相手の突破を止めるために果敢にタックルを仕掛けたが、藤田と西尾が警告を受けた。

 後半に入ると、マリにボールを持たれる展開が続く。後半11分にはT・ディアラに最終ラインを突破される。しかし、高井が果敢に自陣内で潰し切り、ピンチを切り抜けた。同12分には2枚替え。荒木と斉藤を下げ、MF三戸舜介とFW藤尾翔太を投入。三戸は左インサイドハーフ、藤尾が左ウイングに入った。

 後半18分、マリに日本陣地近くでボールを回される。ムサ・ディアキテにPA左に入り込まれて左足シュートを打たれる。ゴール枠内を捉えられたが、小久保が左手で好セーブ。チームの危機を再び救った。

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