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3回戦も6-0!神村学園が青森山田の得点記録を上回るペースの3戦21得点、無失点で準々決勝進出!

ゲキサカ / 2024年7月30日 21時21分

 インターセプトした黒木のスルーパスで徳村が抜け出したほか、CKから中野がヘディングシュート。鈴木や松下の奪い返しから、有村監督が「徳村がやっぱり調子がいいのが1つ大きなことだと思いますね。アイツが行けるんで、名和田が空くし」と評した2年生FW徳村や金城、大成がスピードを活かして次々と相手ゴールを強襲する。

 そして18分、左の大成から名和田を経由し、中央の金城が左足シュート。これをゴールへねじ込むと、22分には左の名和田がGK頭上を越える柔らかいクロスを通す。走り込んだ吉田が右足ダイレクトで合わせて4点目。仙台育英は抜群のスピードを持つ10番FW黒葛原や石川がドリブルでボールを運んでいたが、前半半ばまでに4点ビハインドを負う展開となった。
前半18分、神村学園はFW金城蓮央が左足でゴールこれで3-0前半22分にはMF吉田唯竜が右足ダイレクトで決める吉田は2試合連発
 仙台育英は26分にMF長滝立優(2年)を投入すると、30分には黒葛原のキープから左SB渡邊が最前線まで飛び出してラストパス。だが、石川の決定的なシュートは神村学園DFにブロックされてしまう。また、仙台育英はCB安藤が粘り強くボールを奪うなど対抗していたものの、神村学園は34分にも追加点。右DF中野のインターセプトから、鈴木が逆サイドの名和田へ見事なパスを通す。これを受けた名和田が中へのドリブルから右足シュートを決め、5-0とした。
仙台育英FW黒葛原結天はスピードに乗ったドリブルで攻撃を牽引神村学園は前半34分にもFW名和田我空が決めた名和田は早くも今大会8得点目
 得点ランキング首位の名和田は、3試合で8ゴール目。だが、0-5とされた仙台育英も意地を見せる。後半ファーストプレーでコンビネーションから工藤がクロスバー直撃のミドルシュート。さらに連続攻撃からのスルーパスに長滝が走り込む。これは神村学園GK江田が身体を張って阻止。勢いを持って後半をスタートした仙台育英はさらに8分、長滝の折り返しを工藤が右足で狙う。だが、神村学園はゴールカバーした新垣がクリアして得点を許さない。

 大量リードの神村学園はハーフタイム、金城をMF佐々木悠太(2年)へ入れ替えただけ。有村監督が「色々な人に自分たちのサッカーを見せる」「自分たちらしいサッカーを最後までやる」と説明するように、メンバーを大きく代えずに自分たちの良さをどんどん表現しようとした。だが、大量リードもあってか、後半はやや利己的なプレーが多く、ボールロストの数が増加。流れの悪い時間が増えてしまう。

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