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3週間前の敗戦を無駄にしなかった市立船橋…プラン通りに試合進め、尚志にリベンジで8強へ!!

ゲキサカ / 2024年7月30日 22時32分

市立船橋高がベスト8進出

[7.30 インハイ3回戦 市立船橋高 1-0 尚志高 JヴィレッジP5]

 令和6年度全国高校総体(インターハイ)「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体 2024」男子サッカー競技は30日に3回戦を実施。JヴィレッジP5で行なわれた市立船橋高(千葉)と尚志高(福島2)のカードは、MF渡部翔太(3年)のゴールによって市立船橋が1-0で勝利した。

 今季の市立船橋は開幕からプレミアリーグEASTでの苦戦が続き、前期を終えて3分け8敗の最下位。波多秀吾監督が「リーグ戦で思うような結果が得られていないので、成長した状態で後半戦を迎えたい。選手たちはそのための一つの通過点として、インターハイをどう取り組むかを凄く意識している」と話す通り、今大会は浮上のきっかけを掴むために大事な舞台だ。

 加えて、尚志とは7月6日に行われたプレミアリーグ第11節で対戦済み。この際は1-4で敗れており、「やり返す場を与えて頂いたので、しっかりプレミアの借りを返そうと話していました」(波多監督)。

 3週間ほど前に対戦したばかりとあって、選手には相手の特徴が鮮明に残っている。「尚志の一番の特徴は守から攻へのカウンター。そこは分かっていたので、攻めている間にDF陣を中心にカウンターの準備をして、リスク管理をしていた」と口にするのはDF岡部タリクカナイ颯斗(3年)だ。

 前半2分には尚志のカウンターを受けて、前線のFW千住澪央(3年)にボールが渡ったが、すかさずDFが身体を寄せてシュートを打たせず。11分には千住に右サイドを崩され、ゴール前のMF大内完介(3年)に入るも、自由を与えない。「前半はプラン通りに物事が進んで、1点をもぎ取らなければいけない時間帯がかなりあったと思うのですが、その時間帯に取れなかった」と尚志の仲村浩二監督が振り返った通り、以降も自陣まで持ち込まれる場面が続いたが、岡部を中心としたDF陣が落ち着いて対応し、無失点で前半を折り返した。

 決して楽な試合展開ではなかったが、スコアレスの試合展開は市立船橋のプラン通り。「僕たちは攻められる時間の方が長いのは分かっていた。そこをまずしっかりDF陣がゼロで抑えることができれば、後半に必ずチャンスが来ると話していた」(岡部)。後半12分には前線からの連動した守備で、尚志にビルドアップを下げさせて、GKのキックミスを誘うなど前半同様に守備でゲームを作るとチャンスが訪れたのは17分だった。

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