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主力2人を欠くも団結し、プレミア勢を追い詰める戦い。桐光学園は「また一つ一つしっかり努力をして」選手権日本一に挑戦

ゲキサカ / 2024年8月1日 23時45分

「オリンピックを見てもそうですけど、どんなスポーツも最後は戦術とか技術とか上回るチームとしての団結力っていうのはあると思います。今年はそういうことに取り組める世代。この大会の戦い方とか、トーナメントの入り方とか、良さとして見れた部分もあるし、もちろん、まだ足りないところがあったので、そういう部分もまた(プリンス)リーグと神奈川の厳しい(選手権)予選の中でしっかり成長できるようにやっていきたいと思っています」(鈴木監督)

 現在、プリンスリーグ関東2部に所属する桐光学園はこの日、上位カテゴリーのプレミアリーグ勢と渡り合う力があることを証明。鈴木監督は「(大会前からプレミアリーグ勢に注目が集まっていたが、)土俵に上がれば(カテゴリーなど)そういったことは関係ないんで、そういうハングリー精神を持たせてやって、彼らは今持てる力の中ではやってくれたと思いますし、次に繋がる大会にできたんじゃないかなと思います」と目を細めていた。

 敗戦の瞬間から、冬へ向けた戦いがスタート。指揮官は涙する選手たちに対し、「メンバーに入れなくて頑張ってる子もいる」と登録メンバーに相応しい立ち振舞を求めていた。そして、「悔しさを晴らすために、また一つ一つしっかり努力をしていこう」とメッセージ。選手たちは敗戦を糧に、より逞しくなって日本一に再挑戦する。

 杉野は「(今日は)自分たちの粘り強さをもうちょい出せたかなとは思います。勝負強さってところが昌平と自分たちで差が出たかなとは思います。もっと層を厚くしていきたい」と語り、青谷は「(2点を追いつかれ)それが自分たちの弱みなんじゃないかなと、この試合で改めて感じました。選手権はもうやるべきことをやるだけ。(まず神奈川で)勝てるようにしていきたい」と誓った。昨年度はインターハイで全国準優勝も、選手権予選準決勝で敗退。今年はより大きな成長曲線を描き、冬の全国舞台で躍動する。
切り替えて、全員で一つ一つ努力を重ねる
(取材・文 吉田太郎)

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