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パリ五輪8強で散る、U-23日本代表は金候補スペインに敗戦、好反撃から細谷弾は幻…3失点に泣く

ゲキサカ / 2024年8月3日 1時58分

3失点を喫した日本

[8.2 パリ五輪準々決勝 U-23日本 0-3 U-23スペイン リヨン]

 U-23日本代表は現地時間2日、パリオリンピック準々決勝でU-23スペイン代表と対戦し、0-3で敗戦。前半11分にフェルミン・ロペスにゴールを許して今大会初失点を喫する。同40分にはFW細谷真大がゴールを決めるが、オフサイドが認められてノーゴール。後半から再び反撃に出るも、後半28分に左CKからF・ロペスに2点目を決められる。同41分にはFWアベル・ルイスに3失点目。56年ぶりメダルへの道は途絶えた。

 グループリーグ全勝で準々決勝進出を決めた日本。ターンオーバーを行った第3節・イスラエル戦(○1-0)からメンバーを7人変更した。第1節・パラグアイ戦(○5-0)の先発10人とMF山田楓喜を起用した。4-3-3の布陣で、GKは小久保玲央ブライアン、4バックは左からDF大畑歩夢、DF木村誠二、DF高井幸大、DF関根大輝。アンカーはキャプテンMF藤田譲瑠チマ、インサイドハーフは左がMF三戸舜介、右がMF山本理仁。前線3人は左からFW斉藤光毅、細谷、山田が並んだ。[両スタメン&布陣]


 開始早々、三戸が裏抜けでDFエリック・ガルシアのファウルを受ける。E・ガルシアにはイエローカードが出された。序盤は相手のボール保持に対して慌てずに守備を敷き、相手にチャンスを作らせなかった。

 だが、前半11分に今大会初失点を喫する。三戸がボールを失うと、そのままカウンターを食らう。最後はMFフェルミン・ロペスに左足シュートを打たれ、GK小久保は左手で触れるも、そのままゴールに吸い込まれた。

 守備に粘りながらも、日本は攻撃の隙をうかがう。すると前半40分に大きな決定機。左サイドの大畑からPA手前でパスを受けた藤田が、すかさずPA中央にパス。細谷がDFパウ・クバルシを背負いながら反転し、右足シュートをゴールに流し込んだ。

 だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入る。藤田のパスを受けた瞬間、細谷の足がオフサイドラインを出ていたとみなされ、得点は認められず。スコアは0-1に戻った。

 前半終盤は、右サイドの関根が内側に入り込み、大外の山田にボールを持たせてチャンスを作らせる。何度か決定機が生まれたが、再びゴールを揺らすことはできず。前半は0-1のまま折り返した。

 日本はハーフタイムで交代カードを切る。山田を下げ、FW藤尾翔太を入れた。藤尾はそのまま右ウイングに入った。

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