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インハイ初優勝!昌平登録全20選手コメント_FW鄭志錫(3年)「日本一になることは、3年前の借りを返す意味では本当に重要だと思っていた」

ゲキサカ / 2024年8月4日 12時30分

昌平高FW鄭志錫(3年=FC LAVIDA出身)

[8.3 総体決勝 神村学園高 2-3 昌平高 Jヴィレッジスタジアム]

 令和6度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技は3日、決勝を行った。昌平高(埼玉)が3-2で神村学園高(鹿児島)に逆転勝ち。初優勝を飾った。

 FW鄭志錫(3年=FC LAVIDA出身)は、今回のインターハイで4得点。また、最前線でのポストワークや守備など重要な役割を果たした。決勝では相手のマークに苦しんだが、最終盤に優勝ゴール。その鄭が優勝の喜びや今後への意気込みについて語った。

―日本一になった感想を教えてください。
「日本一になったという実感が湧かなかったけど、自然と嬉しい気持ちが込み上げてきた。LAVIDAでプレーしていた中学3年生の時に僕たちは(U-15)高円宮杯決勝で鳥栖に1-4で敗れていて、準決勝に勝った時点で3年前のリベンジができるぞと話していました。なので、みんな燃えていた。この決勝の舞台で勝利を挙げて日本一になることは、3年前の借りを返す意味では本当に重要だと思っていたので本当に嬉しいです」

―今大会の収穫と反省点を教えてください。
「全国レベルの戦いでは自分自身の良さを出せない場面も多かった。得意としている収めるプレーはもっとできるようにしないといけない。でも、強みである横からのボールに合わせるところはうまくできた。今日の決勝でもそうだし、クロスに対するポジショニングは意識していたので、そこは全国舞台でもやれるという手応えを得ました」

―残りのシーズンに向けて、意気込みを教えてください。
「優勝に満足せず、今大会で出た課題をチームとしてしっかり改善をしたい。夏休みが終われば、リーグ戦も続くのでしっかり勝利して選手権に弾みをつけられるように取り組みたいです」

(取材・文 松尾祐希)
●全国高校総体2024特集

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