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夏の福島で輝いた才能たち。ユース取材ライター陣が選出する「インターハイ11傑」vol.3

ゲキサカ / 2024年8月6日 10時46分

森田記者がインターハイ11傑に挙げたDF熊野俊典(米子北高1年)

 令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技は7月27日から8月3日まで福島県で熱戦が繰り広げられ、昌平高(埼玉)の初優勝で幕を閉じました。ゲキサカでは「インターハイ11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイで活躍の光った11選手を紹介してもらいます。第3回は関西の高校生を中心に各カテゴリーを精力的に取材する森田将義記者による11名です。

 森田記者「福島での固定開催初年度となった今年のインターハイは都市部と比べて比較的暑さがマシだったこと、2試合おきに休暇を挟むスケジュールとなったことで本来持てる力を発揮したチーム、選手が多く、見所いっぱいの試合がたくさんありました。そうした中、3年生の活躍とともに光ったのは各チームが期待を寄せる下級生のプレー。3点を奪った日章学園高のMF吉崎太珠(1年)を筆頭に思い切りの良いプレーで、チームの勝ち上がりを支える選手が数多くいました。今回はそうした中から大会や大会前のフェスティバルで見る機会のあった選手を中心に11人をピックアップしました。いずれもこの冬や来年の主役候補になり得る選手なので、注目してみてください」

以下、森田記者が選ぶインターハイ11傑

GK松田駿(青森山田高2年)
「物おじしない性格で、やってくれそうな空気感がある」(正木昌宣監督)との理由で、下級生ながらレギュラーに定着。今大会は185cmの身長を生かしたシュートセーブと飛距離のあるキックでチームを支え、優秀選手に選ばれた。

DF中野陽斗(神村学園高2年)
球際の強さや声出しなど気持ちのこもった守備が売り。2月の九州新人大会で有村圭一郎監督に「リーダーシップも出てきて、ファイトする回数も多かった。少し責任感が出てきた」と評価されていたCBは、大舞台でも堂々としたプレーを続けた。

DF熊野俊典(米子北高1年)
目を惹くのは対人の強さで、的確な読みを生かしたボールハントで確実に相手攻撃を跳ね返す。入学前から期待されてきたCBは5月以降、プレミアリーグでも出場機会を増やし、このインターハイではフル出場。4強進出の原動力となった。

DF上山泰智(東山高2年)
CBとしては小柄だが守備センスが高く、対人守備で負けることはほぼない。関西屈指の強豪でルーキーながら定位置を掴み、「中心選手になるという意味でも堂々として、みんなを引っ張っていきたい」と話す今年は堂々としたプレーでDFリーダーに君臨。

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