1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[MOM4812]U-17日本代表DF森壮一朗(名古屋U-18、2年)_“個人昇格”へ。主将が示した「自分の価値」

ゲキサカ / 2024年8月11日 8時29分

U-17日本代表CB森壮一朗主将(名古屋U-18、2年)は完封勝利に大きく貢献した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.10 Balcom BMW CUP第2節 広島県高校選抜U-18 0-2 U-17日本代表 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]

 指揮官の檄に応え、相手のキーマン封じを果たした。U-17日本代表は前半、広島県高校選抜U-18のFW上岡士恩(瀬戸内高3年)の競り合いの強さや抜け出しの速さに苦戦。失点こそしなかったものの、相手に押し返されたり、チャンスを作られる要因になってしまっていた。

 ハーフタイム、朝岡隆蔵監督(ふたば未来学園高)はCB森壮一朗(名古屋U-18、2年)とCB秦樹(横浜FCユース、2年)に対して檄。森は「前半は結構、その馬力にやられるシーンがあって、空中戦でも何回も負けましたし、そこは(朝岡)監督からも、勝つか、負けるかで自分をもっと示せ、自分の価値を示すために9番(上岡)と戦え、絶対勝てっていう風に言われて」と振り返る。

 そして、「一回、そこで自分のギアが上がって、潰すことが後半回数増えましたし、あそこは監督からの言葉っていうのは大きかったかなと思います」。後半は、「9番の選手が嫌なことをしよう」と上岡と触れるような距離を取り続けるなど徹底した駆け引き。自分の存在を意識させ、背後へのボールや浮き球に対して先に反応し、弾き返した。
U-17日本代表CB森壮一朗(名古屋U-18)が高さを発揮
 森は昨年の国体にU-16愛知県選抜の一員として出場。2回戦でU-16広島県選抜の上岡と対戦し、「スピードあって、体強くて、馬力ある選手っていうのは理解していた」。この日の前半は相手の良さを出させてしまったものの、秦らとともに改善。2-0で勝利し、0-0からのPK戦で敗れた国体の雪辱も果たし、自分の価値を証明した。

 朝岡監督は「後半、森がシャットアウトしてくれた」と評価し、森も「監督からも『後半はよくやれてた』とは言われたんで、よかったです」と微笑む。今回、初招集組も多いU-17日本代表の主将に指名されたDFは、一際強い思いを持ってこの活動に臨んでいる。

「自分が『キャプテン、やりたいな』っていうのは内心思ってて、その中で指名してもらったんで、覚悟と自覚、責任持ってやろうっていう風には思って、やっぱり左腕にキャプテンマークつけるだけで責任は試合出てる時違いますし、そこはほんと自分がリーダーシップ発揮してやんなきゃなとは思います。後ろからラインアップの声かけだったり、ファイトの声だったり、そういうのはほんと心がけて、いつも以上に意識しています」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください