両チームのGKが好セーブでゴールを割らせず…柏とG大阪はスコアレスドローで終了
ゲキサカ / 2024年8月11日 21時4分
[8.11 J1第26節 柏 0-0 G大阪 三協F柏]
11日、三協フロンテア柏スタジアムでJ1第26節が行われ、柏レイソルとガンバ大阪が対戦。決定的なチャンスが生まれるも、両守護神が好守を見せて0-0で終えた。
7日のアウェー・浦和戦が荒天で中止になったため、3週間ぶりのリーグ戦となった15位・柏。パリ五輪の活動から帰国したFW細谷真大とDF関根大輝がスタメンに入り、GK佐々木雅士はベンチからのスタート。中断中に獲得したMF手塚康平もベンチに入った。
3位につけるG大阪は、2試合勝ちから遠のいている状況。前節・FC東京戦(△0-0)の先発からは4選手を入れ替え。MF倉田秋を2試合ぶり、MFネタ・ラヴィを6試合ぶり、MF山田康太を7試合ぶりに起用し、前節は出場停止だったFW宇佐美貴史が1トップで復帰した。[スタメン&布陣]
開始1分も経たないうちに、パリ五輪代表のエースがさっそくスタジアムをわかせる。DF古賀太陽のロングフィードをPA付近で受けた細谷は、相手を背負いながらも中央に切り込み右足で狙う。GK一森純がセーブしたこぼれ球にMF山田雄士がつめていたが、DF黒川圭介が先にさわってCKへと逃れた。
G大阪のエースも黙っていない。6分、MF鈴木徳真のスルーパスを左サイドで受けるとそのままPAへ進入し、左足を振り切るもボールはクロスバーに弾かれる。VARのチェックも入ったが、ゴールとはならなかった。宇佐美は35分にも黒川の横パスを受ると、再びPA内から左足を強振。しかし、シュートはGK松本健太の好セーブに阻まれてしまった。
前半終了間際の44分、柏はFWマテウス・サヴィオのクロスからFW垣田裕暉がヘディングで合わせたが、GK一森純の正面を突いた。
前半の終盤に関根は接触してピッチに倒れ込む。その後立ち上がってプレーするも、アディショナルタイムには自らピッチに座り込んで前半終了までピッチの外へ。ハーフタイムにはDF片山瑛一と交代した。
G大阪の最初の交代は後半14分、倉田と山田康に代えてFWウェルトンとFW坂本一彩。2分後には柏も垣田と山田雄に代えてFW木下康介とMF島村拓弥を起用した。
再び決定機が生まれたのは21分。G大阪は宇佐美のパスを受けたMF山下諒也が右足で強烈なシュートを放ったが、GK松本が得点を許さない。
25分には柏がチャンスを創出。FWマテウス・サヴィオのスルーパスからジエゴがクロスを入れると、木下が右足で合わせるもGK一森がビッグセーブでゴールを許さなかった。
互いに交代枠を使い切り、一歩も引かない展開が続く。球際での激しさは90分落ちることなく、スコアが動かないまま試合は終了。
勝ち点1を分け合い、柏は連敗を2でストップさせて勝ち点を30に。G大阪は2試合連続の引き分けで同46にのばしている。
(取材・文 奥山典幸)
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