[Balcom BMW CUP]賢さやボールコントロール、万能性をU-17代表で発揮。DF佃颯太(横浜FCユース)は特長を初V狙うプレミアリーグEASTでも
ゲキサカ / 2024年8月12日 16時59分
[8.11 Balcom BMW CUP第3節 U-17日本代表 3-1 ウズベキスタン代表U-17 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]
「ユーティリティにできるところが自分、特長で、『どこでも出たら、やります』っていうことは(朝岡隆蔵)監督にもアピールしてたんで。慣れないポジションではあったんですけど、いいプレーできたか分からないですけど、上手くこなすことはできました」
U-17日本代表DF佃颯太(横浜FCユース、2年)は後半開始から、右サイドハーフ(SH)として出場。サイドバック(SB)やボランチを得意とする佃だが、朝岡隆蔵監督(ふたば未来学園高)も対応力や技術力を改めて評価する40分間だった。
右SHでも守りのタスクを実行しながら、正確なボールタッチから果敢にゴールへ向かった。リードしている状況ということもあり、積極的なカットインから中央へ。左足シュートがわずかに枠左へ外れるなど無得点に終わったものの、やや停滞しかけていた後半に人一倍ゴールへの執着心を示していた。
「自分、まだ代表でゴール決めたことがなくて、意地でも1点もぎ取ってやろうと思ってたんですけど。決まんなかったのはまた課題として、次呼ばれた時に決めればいいかなっていう風に思いました」
今大会初戦は試合終盤から右SBとして出場。前日の広島県高校選抜戦は右SBとして先発しゲームメークの部分や崩しに係わる部分、また守備面でも巧さや賢さを表現していた。「自分の特長としては、やっぱ賢く。ボールコントロールのところだけ重視して、そこを一番意識してやってきたので、この代表でも少しはアピールできたかなと思います」。相手の厳しいチェックを味方も上手く使いながらいなして前へ。自分をアピールして代表活動を終えたが、対人守備や結果について満足はしていない。
「正直、今回の代表は自分悔しい思いで終わってるので。スタメンも1回しかなくて。今後、自チームでの活躍がまた代表に選ばれることに繋がると思うので、ゴール取りつつ、アシスト取りつつ、結果を数字として残していきたいなと思います」と力を込めた。
今回U-17日本代表活動に参加した佃、GK大亀司(2年)、CB秦樹(2年)が所属する横浜FCユースは今季、距離感の良い攻守などによってプレミアリーグEAST前期を首位ターン。この後、初優勝をかけた後期に臨む。
佃は「今、横浜FCで主力として出て、(首位ターンは)自信には繋がりましたけど、やっぱプレミアは凄い強いチームたくさんあるんで、このまま順位を落とさないようにしながらも、自分の特長をアピールできていけたらなと」と語る。代表チームで評価された自分の武器をまた強敵相手に発揮できることを証明。そして、チームの勝利、初優勝に貢献する。
(取材・文 吉田太郎)
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