1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

インハイで4発、優秀選手の2年生。ブレイク候補の神村学園FW徳村楓大は「もっと武器にフォーカスして」磨き、大舞台で結果を

ゲキサカ / 2024年8月15日 14時36分

神村学園高FW徳村楓大(2年=神村学園中出身、左)がドリブル突破を図る

[8.13 ECLOGA 2024 IN ナラディーア 神村学園高 3-4 興國高 ナラディーア]

 静岡学園高との準々決勝で左足ミドルをゴールへ突き刺すなど、インターハイで得点ランキング3位タイの4得点。また、大会優秀選手に選出された。神村学園高(鹿児島)のFW徳村楓大(2年=神村学園中出身)がブレイクの兆しを見せている。

 武器は「ドリブルとスピードです」。神村学園高では昨年、1年生チームのエースナンバー「14」を背負い、球蹴男児U-16リーグで15得点と圧倒的な得点力と突破力を発揮。その後、Aチームに昇格したが、「相手が強かったりとかで自信がなかった」。壁を超えられず、同級生のMF福島和毅やFW日高元の活躍を見る側になっていた。
 
 だが、「悔しかったんですけど、逆に同年代のやつがここまでやれたら『自分もやれる』って思った」と徳村。挫けず、トレーニングを重ねてきたFWは今年、新人戦から徐々に活躍する回数を増やしていく。

「結果残していくにつれて自信持てるようになってきて。プレーっていうよりかは、気持ちの持ちようが変わったかなと思います」。先発の座を勝ち取り、特長を強敵相手に発揮。13日の「ECLOGA 2024 IN ナラディーア」・興國高(大阪)戦でも前半から鋭い突破を連発し、先制点に絡むなど、エースFW名和田我空(3年)ら不在の攻撃陣を牽引していた。

「持ち味がスピードとかドリブルとかなんで、どんどん前へ向かうプレーや、背後取ったりとか、受けてゴール向かったりするプレーを意識してやったりしました。攻撃とか結構、人がいない中なんですけど、そこで自分がチーム引っ張っていくってことを意識してプレーしています」

 インターハイを通じて自分が、どの対戦相手でも通用することが分かった。より上へ行くために自身に求めていることがある。「相手関係なく自分の持ち味を今、出せてきているので、もっと武器にフォーカスして、しっかり武器を磨いていきたいと思います。(インターハイは)準決勝、決勝とか、大きいとこになるにつれて、結果とかを残せなかったので、こんな大事な場面でも結果を残せる選手になりたい」。まずは目の前の1試合1試合で結果を残すこと。多くのスカウトが訪れている「ECLOGA」の残り2試合でよりインパクトを残し、目標の年代別日本代表やプロに近づく。

(取材・文 吉田太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください