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町田電撃加入のDF中山雄太「出来過ぎ」開始4分弾&無失点デビュー!! 黒田監督も称賛惜しまぬ“再出発”

ゲキサカ / 2024年8月18日 6時5分

試合後、サポーターに挨拶するDF中山雄太

[8.17 J1第27節 町田 4-0 磐田 Gスタ]

 鮮烈なデビュー戦だった。FC町田ゼルビアに電撃加入したDF中山雄太は加入後初出場初先発となったJ1第27節・磐田戦の前半4分、DF杉岡大暉の左CKにファーサイドで反応し、力強いヘディングシュートで先制点を奪取。12306人の大観衆にさっそく挨拶代わりの一撃を披露し、4試合ぶりの白星をもたらした。

 中山にとっては柏レイソル時代の2018年J1最終節・G大阪戦以来2086日ぶりのJリーグ復帰戦で、同じく2086日ぶりのゴール。また18年は直前の第33節・C大阪戦でも得点していたため、これで6年越しの3戦連発となった。試合後、取材に応じた中山は「全然知らなかった」と苦笑いを浮かべつつも、「ゴールという部分で一つの結果として表れて良かった」と“再出発”への手応えを語った。

 昨季終盤戦を左膝の負傷で棒に振ったため、公式戦出場は負傷交代した3月2日のリーズ戦以来5か月ぶり。現在もトップコンディションではなく、今月14日の加入発表からの3日間の練習期間も「毎日感覚を取り戻す意識でやっていた」という。そのため前日16日の練習も「あまり良くなかった」と中山。ただ、それをもポジティブに捉えながらプレーしていたようで、「良くなかったぶん今日の意識につながったんだと思う」と振り返った。

 またゴール以降は主に守備で貢献を見せ、得点ランキング首位を走るFWジャーメイン良を擁する磐田相手にクリーンシートを達成。それでも「得点・無失点デビューという点では今日の試合は出来過ぎだと思う」と冷静に述べ、ジャーメインとのマッチアップには控えめな自己評価を口にした。

「必死でしたね。もうちょっと自分のイメージではうまく止められると思ったけど、自分の試合感も合って今日はファウル気味でも止められればと思った。仕事をさせなかった部分は良かったけど、もっともっと良くなる。今日は最低ラインだったと思う」(中山)

 加えてこの日は4バックの左CBでプレー。昨季まで2シーズンを過ごしたハダースフィールドでは3バックの一角や4バックの左SBを務めていたこともあり、練度を上げていく必要もありそうだ。中山は「キャリア的には以前やっていたので、初めてと久しぶりの感覚は違う」と前向きに述べつつ、「数試合やれば戻ると思うし、これからもっと良くなるしかないと思っている」と展望した。

 もっとも中山が冷静な見方を崩さない一方、黒田剛監督は手放しで称賛を送った。

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