ソシエダ久保建英は3年連続開幕弾ならず敗戦…失点直後に途中交代、空中戦落下で背中を痛めるシーンも
ゲキサカ / 2024年8月19日 4時0分
さらに後半12分、久保は右サイドの深い位置に仕掛けると、MFアドリアン・エンバルバの遅れたスライディングを受けて転倒。エンバルバにはイエローカードが提示された。同20分にはGKレミロのパスミスから大ピンチ。FWジェラール・グンバウの決定的なシュートが飛んできたが、GKレミロが自ら弾き出した。
それでも後半21分、ラージョに先制された。味方から久保へのパスがDFアブドゥル・ムーミンにカットされ、そのまま自陣への持ち上がりを許すと、ラストパスにMFホルヘ・デ・フルトスが反応。鋭い切り返しにハビ・ロペスがかわされ、ペナルティエリア内から強烈な右足シュートを叩き込まれた。
するとその直後、ソシエダは選手交代を行い、久保とMFベニャト・トゥリエンテスに代わってS・ゴメスとFWアンデル・バレネチェアを投入。バレネチェアが左ウイングに入り、右ウイングにはベッカーが回った。久保は2022-23シーズン、23-24シーズンともに開幕節で得点を記録していたが、3シーズン連発とはならなかった。
その後、ソシエダはDFジョン・アランブル、スチッチを投入し、反撃を狙うも、後半39分に痛恨のミスから失点。ハビ・ロペスのスローインがMFパテ・シスに奪われ、カウンターを許すと、スルーパスに抜け出したFWセルヒオ・カメージョに決められた。
苦しくなったソシエダは後半アディショナルタイム7分、スチッチ、MFブライス・メンデスとつないだボールにスビメンディが反応し、ゴール前まで駆け上がって左足でゴール。ビッグクラブ移籍を断り、ソシエダに残った男が一矢報いた。それでも反撃はここまで。ソシエダは1-2で敗れ、大きな課題が残る開幕戦となった。
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