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J1札幌撃破の決勝FK弾!! J2で苦しむ葛藤ぶつけた千葉MF品田愛斗「自分が真ん中にいることで解決できると思っていた」

ゲキサカ / 2024年8月21日 23時22分

 特に後半は、1-0でも崩れない守備面に重点を置いてプレーしていたという。「ゲームメークと言えばわかりやすい部分が攻撃だと思うけど、今日は守備の部分で整理できていた。その整理というのはチームとしてより個人としてだったと思う」。札幌に攻め込まれる時間が続き、思いどおりにならない展開の中でも、自らの力でチームに強固な土台をもたらそうとしていた。

 品田は現在のチームの課題とポテンシャルについて、次のように語った。

「自分たちのサッカーができれば、自分たちはカテゴリ関係なくどこのチームに勝てると思うし、勝敗までは分からなくてもその可能性は大いにあるチームだと思う。でも90分のうち半分以上は苦しい時間になることも多いので、そこをどう整理してやれるか。それを『誰かが』じゃなく、『みんなが』ポジティブに考えてやることが一番だと思う。みんなトレーニングで頑張っているし、やろうとしているので、その姿勢で周りに思うことはないけど、もっと成長できると思うので、自分たちには常に厳しい目を向けてやっていきたい」

 そんな品田自身もこの天皇杯の舞台には“立たせてもらった”立場。3回戦のFC東京戦は期限付き移籍の契約上出場できず、「みんながつなげてくれた1試合でもあったので、責任を持ってやらないといけないという認識があった」。チームメートに報いるためにも結果を残す必要があった。

 その状況は今後のJ2リーグ戦でも、天皇杯の戦いにおいても変わらない。天皇杯では準々決勝の相手・京都サンガF.C.を筆頭にJ1勢との対戦が続き、個の力が問われる試合が続くとみられるが、自信満々に言い切った。「その自信は常にあるので。今日でまたさらに自分がどんなものかを確立できたと思う。また自信を持って次も臨みたい」。そのためにはまず、J2での活躍で価値を示していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●第104回天皇杯特集

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