無敗王者との開幕戦でフル出場したボルシアMG板倉滉「レバークーゼンを相手にかなりいい戦いができた」
ゲキサカ / 2024年8月24日 13時4分
ブンデスリーガ開幕戦が23日に行われ、ボルシアMGはホームで昨季王者のレバークーゼンに2-3で敗れた。
先発フル出場したDF板倉滉は0-2の後半14分、MFケビン・シュテーガーのFKをヘディングで折り返し、DFニコ・エルベディのゴールを演出。その後、FWティム・クラインディエンストが決めて同点に追い付いたが、終了間際に板倉が与えたPKから決勝ゴールを許し、黒星発進となった。
昨季は昇降格プレーオフ圏内と1ポイント差の14位で残留したボルシアMG。今季の白星スタートこそ逃したが、板倉は昨季に無敗優勝を果たしたレバークーゼンとの一戦を前向きに捉えている。
「チームとして去年すごく難しい戦いが多かった中で、レバークーゼンを相手にかなりいい戦いができたと思います。去年の感じと違った試合の運び方ができていたと思いますし、新しい選手がトップ下のところとか、FWのところに入ってきてくれて、結構ボールを引き出すことが増えていたので。去年とちょっと違って、自分たちでボールを保持しながら前進していくことができたかなと思います」
1点を返した場面で板倉に好クロスを届けたシュテーガー、一時2-2とするゴールを奪ったクラインディエンストは、いずれも今夏に加入した新戦力。板倉は自身が得点に絡んだシーンについて「いいセットプレーのキッカーも増えたし、セットプレーも今日も何本かチャンスになってた」と振り返り、「FWの11番(ティム・クラインディーンスト)は相当ヘディングが強いので、セットプレーも去年より少し強さを増したかなというのはあります」と語っている。
また、2点目は板倉も関与したビルドアップで敵陣に運び、最後は相手を揺さぶるパスワークから決めるなど、攻撃の幅を見せた。板倉は「あんなに綺麗につながるんだと後ろから見ていて思いました」とチームを称賛。「また去年とは違った戦いが今年はできるかなというのは、今日の試合を通して少し見れたかなという感じでした」と手応えを示した。
ボルシアMGの次節は31日に開催され、敵地でボーフムと対戦する。
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