山見大登がキレッキレ躍動2発! 東京Vが4戦ぶり勝利! 上位争う鹿島は鈴木優磨の終盤PK弾も痛恨黒星
ゲキサカ / 2024年8月25日 20時5分
追いかける展開になった鹿島は後半21分に師岡を下げ、FW田川亨介が入る。25分にはCKの流れから鹿島が絶好のチャンス。右サイドから柴崎が左足でクロスを上げると、ファーサイドの濃野が合わせる。GKマテウスに一度は阻まれ、もう一度濃野がシュートを打つが、またしてもマテウスのブロックに阻まれた。
後半30分、再びスコアを動かしたのは東京V。GKマテウスがゴールキックを蹴り、敵陣付近での競り合いから齋藤がボールを拾って左足シュートを放つ。GK早川にセーブされるが、こぼれ球に詰めたのはまたしても山見。右足シュートを押し込み、自身6点目で2-0と点差を広げた。
東京Vは後半37分に2枚替え。木村と足を攣った山見に代え、FW山田剛綺とMF松橋優安が入る。鹿島は41分に藤井のシュートが綱島に当たる。ハンドの可能性が出たため、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックから笠原寛貴主審がモニターで確認。その結果、ハンドが認められて鹿島がPKを獲得した。
キッカーは鈴木。冷静に右足シュートを決め、鹿島が1-2と点差を縮めた。直後には柴崎、植田、名古が下がり、加入後初出場のターレス、FWミロサヴリェヴィッチ、MF樋口雄太の3枚替え。しかし、このまま追いつくことはできずにタイムアップを迎えた。
東京Vが2-1で4試合ぶりの白星。首位を追う鹿島は痛恨の黒星を喫し、3試合未勝利が続く形となった。
(取材・文 石川祐介)
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