才能たちが躍動。静岡ユースが1-0で勝利、2年連続でU-18韓国代表撃破!
ゲキサカ / 2024年8月27日 22時31分
[8.25 SBS杯 静岡ユース 1-0 U-18韓国代表 エコパ]
静岡ユースが2年連続でU-18韓国代表撃破! 25日、「2024 SBSカップ国際ユースサッカー」(静岡)最終戦で地元の静岡ユース(静岡県選抜)とU-18韓国代表が対戦。静岡ユースがMF加藤佑基(静岡学園高)の決勝点によって1-0で勝ち、4チーム中3位で大会を終えた。
静岡の先発はGKが飯田恵然(磐田U-18)で、右SB渥美慶大(磐田U-18)、CB窪田佑介(浜松開誠館高)、CB岩田琉唯(静岡学園高)、左SB後藤翔吾(磐田U-18)の4バック。中盤は森力介(磐田U-18)と矢田龍之介(清水ユース)のダブルボランチでトップ下が主将の川合徳孟(磐田U-18)、右SH湯山大輔(藤枝東高)、左SH加藤、1トップを山本将太(磐田U-18)が務めた。
静岡はU-18アルゼンチン代表との初戦が0-1、U-18日本代表との第2戦は0-0(PK3-5)とここまで健闘しているものの2連敗。内藤康貴監督(浜名高)が、「今までやってきた静岡らしいサッカーをとにかく出そう、課題をしっかり修正しながら臨もうということで、チーム一丸になって頑張りました」という最終戦で、昨年の3-1に続いて2年連続の韓国撃破を果たした。
前半、互いにポゼッションしながら前進。静岡は矢田、森、川合を軸とした距離感の短いパスワークで韓国ゴールを目指す。前半4分、左サイドでインターセプトした加藤がカットインから右足シュート。11分には、敵陣左サイドで森と後藤が切り替え速くボールを奪い返す。ここから川合が一気に縦へ持ち込んでクロス。これを湯山が右足ダイレクトで合わせるが、シュートは韓国DFにブロックされた。
韓国は15分、左クロスのこぼれを交代出場MFファン・ウンチョン(新平高)が右足で狙うも、静岡GK飯田が処理。静岡は180cmCB窪田が相手の187cmFWキム・ボマン(蔚山HD FC U-18)によく対応し、コンビを組んだ岩田が的確なカバーリングを続ける。
MF森力介(磐田U-18)がスライディングタックルを決める
24分には、渥美のインターセプトから窪田がグラウンダーの縦パス。ここから川合、山本と繋いで速攻へ持ち込んだ。さらに左の後藤の突破からゴール前のシーンを作り出すと、30分には矢田のインターセプトから川合が中央突破にチャレンジ。韓国も速攻を繰り出し、MFチェ・インソ(浦項スティラーズU-18)のドリブルシュートのこぼれにキム・ボマンが飛び込む。だが、静岡GK飯田が身体を投げ出してゴールを死守した。
静岡の左サイドで突破力を発揮したSB後藤翔吾(磐田U-18)韓国も堅い守備
静岡は、32分にも後藤の突破からゴール正面でボールを受けた山本が反転。右足シュートを放つが、枠を捉えることができない。それでも、前半40+1分、静岡が待望の今大会初得点を挙げる。左CKの流れから左サイドの川合がこぼれ球を回収して縦へ切れ込む。ニアの湯山が潰れ、中央の加藤がトラップ。そして、DFの股間を通す形で右足シュートを左隅に決めた。
前半40+1分、MF川合徳孟(磐田U-18)が左サイドを抜け出し、マイナスのラストパスMF加藤佑基(静岡学園高)が右足シュートを決めて先制チームにとって今大会初得点
韓国のソン・スンジュン監督が「チームのフィロソフィー(理念)、そういったものを感じました。速いパスのスピード、すべての選手においてレベルの高い、そういう風に感じました」と評した静岡が、前半を1-0で折り返した。
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