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A代表3人先発の町田が劇的2-2ドロー!! 監督交代の浦和に苦戦も90+8分ラストプレーでFWエリキ同点弾

ゲキサカ / 2024年8月31日 20時6分

劇的な2-2ドロー

[8.31 J1第29節 町田 2-2 浦和 国立]

 J1リーグは31日、第29節を各地で行い、J1首位のFC町田ゼルビアが浦和レッズと2-2で引き分けた。前半37分にセットプレーからMF関根貴大のゴールで先制されるも、後半4分に韓国代表FWオ・セフンが意地の同点ゴール。同42分にFWチアゴ・サンタナに勝ち越しゴールを献上するも、後半アディショナルタイム8分のラストプレーでFWエリキが劇的同点弾を叩き込んだ。

 町田のホームゲーム史上最多の48,887人が集まった国立競技場での一戦。ホームの町田は出場停止のMF仙頭啓矢に代わってMF下田北斗が先発した他、両サイドハーフもMFナ・サンホとMF荒木駿太が入った。またクラブ史上最多の3人がW杯最終予選に臨む日本代表に選出されており、GK谷晃生、DF中山雄太、DF望月ヘンリー海輝ともに先発した。

 一方の浦和は前節の川崎F戦が前半終了時点で中止となった後、ペア・マティアス・ヘグモ前監督を更迭。新たに2023年を率いたマチェイ・スコルジャ監督の就任が決まっている中、同監督は現在来日手続き中のため、コーチを務めていた池田伸康氏が暫定的に指揮を執った。出場停止明けのGK西川周作が先発復帰した他、前体制下で出番の少なかったMF小泉佳穂が4月12日の第8節・柏戦(●0-1)以来の先発となった。[スタメン&布陣]

 序盤は町田が優勢を保ち、FW藤尾翔太とFWオ・セフンの2トップを活かして浦和ゴールに迫っていく。そして前半20分、中山からのロングフィードを望月が高い位置で受けると、鋭いターンから縦に仕掛け、グラウンダーのクロスを配球。これをニアの荒木がスルーし、ゴール前で藤尾が合わせたが、惜しくも右に外れた。

 一方の浦和も前半22分にビッグチャンス。相手のバックパスにハイプレスをかけた小泉が下田からボールを奪い、このボールをFWブライアン・リンセンが拾うと、ゴール前に持ち運ぶ。DF中山雄太との対峙で放ったシュートは惜しくも左に外れたが、1点もののチャンスを作り出した。

 町田は前半30分、望月のオーバーラップで獲得した右CKから再び決定機。下田のキックに対し、192cmの長身を持つ望月がヘディングで合わせたが、GK西川周作のスーパーセーブに阻まれた。また同32分、左サイドを攻め上がったDF杉岡大暉のクロスに今度は荒木が頭で合わせるも、ゴールマウスの上に外れた。

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