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A代表3人先発の町田が劇的2-2ドロー!! 監督交代の浦和に苦戦も90+8分ラストプレーでFWエリキ同点弾

ゲキサカ / 2024年8月31日 20時6分

 そうして迎えた前半37分、浦和が試合を動かした。DF大畑歩夢の持ち上がりでMF白崎凌兵のファウルを誘い、左サイドでFKを獲得すると、MF大久保智明が左足でファーサイドにキック。町田守備陣から離れてフリーになっていた関根が右足ダイレクトで押し込んだ。関根はチームメートとゴールを喜んだ後、ベンチにも向かい、池田暫定監督との抱擁をかわした。

 後半開始時、町田は望月に代わってDF鈴木準弥を投入。システムを3-5-2に変えると同4分、さっそく町田が試合を動かした。ロングフィードでDFマリウス・ホイブラーテンの処理ミスを誘い、これを荒木が拾って左に送ると、MFナ・サンホが縦に突破。鋭いクロスをゴール前に送り、190cmの体躯を持つオ・セフンが強烈なヘディングシュートを突き刺した。

 その後も町田が一方的に攻め立て、左ウイングバック担当ながらも攻撃的なポジショニングを取るナ・サンホが何度も惜しいクロスを配球。後半16分には鈴木の左CKをマイナス方向に出し、フリーになっていたナ・サンホがボレーで狙ったが、わずかに枠を外れた。

 劣勢が続く浦和は前半19分、小泉と関根に代わって今夏加入のMF長沼洋一とFW二田理央を投入。町田も同20分、オ・セフンを下げてFWミッチェル・デュークを入れた。次のチャンスも町田。同21分、左サイドでロングフィードを受けたナ・サンホが中にはたき、下田がクロスを上げたが、藤尾のヘッドは枠を捉えられなかった。

 町田は飲水タイム明けの後半27分、ナ・サンホと藤尾を下げてMF藤本一輝とFW桑山侃士を投入。東海大在学中の桑山はこれがJ1リーグ3試合目の出場となった。浦和も同32分、MF松尾佑介とFWチアゴ・サンタナを投入すると、町田は同36分に負傷した荒木に代わってFWエリキを起用。互いに攻撃のカードを切った。

 そうして迎えた後半42分、浦和が土壇場で勝ち越した。左サイドでのスローインの流れから大畑が高い位置を取り、クロスボールを送ると、ゴール前で合わせたのはT・サンタナ。強烈なヘディングシュートを突き刺した。

 ところが浦和は後半アディショナルタイム、カウンターから抜け出した松尾がゴールを決めるも、ボールとは関係ないところで二田が相手を引っ張っており、ファウルでゴールは取り消し。するとその後、町田が再び猛攻を仕掛け、ラストプレーで藤本の突破からエリキが同点ゴールを決め、そのままタイムアップを迎えた。

 浦和にとっては突き放せなかったことが悔やまれる痛恨のドロー。一方、町田も2試合連続のドローにとどまり、他会場で2位のサンフレッチェ広島が勝利すれば首位陥落となる。

(取材・文 竹内達也)
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