7か月ぶり代表復帰…三笘薫が語る再起への思い「地位を確立する意味でも、しっかりとしたプレーを」
ゲキサカ / 2024年9月2日 22時9分
アジアカップ以来の招集となった。MF三笘薫(ブライトン)は北中米ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表のメンバーに7か月ぶりに名を連ねた。W杯を目指す戦いに向けて「本当に勝たないといけない試合なので、そのなかでゴールやアシスト、守備のところでもしっかりと貢献して勝てれば」と意気込みを語った。
プレミアリーグではシーズン開幕から躍動している。三笘は開幕節・エバートン戦(○3-0)で今季初ゴール、第2節・マンチェスター・U戦(○2-1)でも1アシストを記録。「チームとしての層が厚くなって、自分たちがやるべきことをやっている結果、一人ひとりが活躍できている」。3位に位置するチームとともに、自らの調子も上げてきた。
昨冬のアジア杯敗退以降、痛めていた腰の治療に専念した三笘は3月、6月の代表活動で招集外。アジア2次予選の戦いは外から見守った。「無失点の試合も多かった。チームとしての完成度が高かった。3バックもチャレンジして色んなところは見えた」。自分がいない日本代表を冷静に分析しつつ「そこに自分が加わって、どれだけ変化を加えられるか」とこれからの試合のイメージをめぐらせていた。
自らの不在の間、FW中村敬斗(スタッド・ランス)が結果を残した。三笘は「すばらしい活躍だった。刺激になった」と振り返りながら、対抗意識ものぞかせる。「僕自身も代表で相当プレーしていなかったので、もう一回地位を確立する意味でも、しっかりとしたプレーを見せないと」と力を込めた。
前回の最終予選は途中から参戦してチームを救う活躍を見せたが、今回もさらなる躍動に期待が懸かる。三笘自身も主力としての自覚を語った。
「(前回は)サブから最後のところでチャンスをモノにしろというところで出されていた。今はしっかりとスタートだったり、途中からもあるが、よりチームを引っ張らないといけないシチュエーションになっている。そういうところを含めてピッチ内外でやっていかないと」
最終予選は過去2大会連続で黒星スタート。W杯出場まで勢いを落とさないためにも、初戦は何よりも結果が求められる。「まずは失点しないことが大事。守備からしっかりと入って自分たちのリズムに持っていって、そのなかで自分の特徴を出せれば」。慎重な試合の入りのなかでも、自身の存在を改めてアピールするつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●北中米W杯アジア最終予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【2024-25 プレミアリーグ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手は異次元のアタッカー
超ワールドサッカー / 2025年1月9日 22時24分
-
「日本人はやればできる」森保監督が抱く“サッカー世界一”の野望「日本に誇りを」【独占インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2025年1月6日 7時30分
-
サッカー日本代表・森保監督 新春インタビューで明かした「増」の抱負と新戦力への期待
スポニチアネックス / 2025年1月1日 5時2分
-
26年W杯出場濃厚「サッカー日本代表」次の課題 1年の準備期間にどこまで選手強化進められるか
東洋経済オンライン / 2024年12月29日 8時0分
-
三笘薫が復活の“チーム初弾”&元英代表DFの一発退場誘発 プレミア3年目でフル稼働中【24年厳選】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月20日 12時9分
ランキング
-
1大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
237歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
-
3「太田と若林がケンカしてます!」 箱根駅伝の11日前、青学大の食堂で2人が譲れなかった男性の存在【前編】
THE ANSWER / 2025年1月15日 6時43分
-
4大谷翔平は「原動力になったかわからない」 MVPに“物言い”…157億円男に米賛否
Full-Count / 2025年1月14日 10時26分
-
5大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください