1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

苦境ソシエダの影響なし、中国分析も万全…久保建英が2度目のW杯最終予選へ「勝って当たり前だと思ってほしい」

ゲキサカ / 2024年9月4日 20時36分

MF久保建英(ソシエダ)

 所属先のソシエダで1勝1分2敗と苦しい序盤戦が続くMF久保建英だが、日本代表では異なる姿を見せてくれそうだ。北中米W杯アジア最終予選・中国戦を翌日に控えた5日、報道陣の取材に応じた久保は「僕個人としては苦しい立ち上がりだけど、みんながみんなそうじゃない。僕の苦しいことがチームに伝染しなければいいなと思います」と自虐気味に述べつつ、「日本への長距離移動なので着いたら自然と気持ちが切り替わる。もう慣れちゃったので、特にいちいち切り替えるという意識もしていない」と前向きな気持ちを口にした。

 久保は今月1日のヘタフェ戦に60分間プレーした後、チャーター便も使って2日夜に帰国。3日からトレーニングに合流した。「試合が終わって次の日の3時くらいに家を出て、すごく厳しいスケジュールだったのでチャーター移動はありがたかった」。過去2大会で敗れた最終予選初戦にも過度な意識はせず、「しっかりホームで勝ち点3を取ることが大事。緊張しすぎず、特に前目の選手が早い時間に点を取って変に緊張感をなくしていければ」と意気込んだ。

 対戦相手の中国の分析も万全な様子だ。久保は6月11日に行われたW杯2次予選・韓国戦(●0-1)をスカウティング。「負けはしたもののやりたいことははっきりしていて、あれを成功と捉えているのかなという気はした。内容的にも0-1で肉薄した試合展開だったので、あれであわよくばという展開を狙っているんじゃないかなというスタイルで、(日本にも)似たようなことをやってくるのかなと思った」と展望した。

 またラ・リーガでの対戦経験がある元エスパニョールのFWウー・レイについても「個人的な印象として南野選手にもちょっと似ていて、裏抜けでパスを呼び込む能力が高い選手。ビッグクラブ相手に決めていた印象があって、レアル相手にも決めた試合もあった。僕ら相手にも燃えているのかなと思う」と分析。「2次予選でも6試合で5点くらい取っていたと思うのでしっかり気を付けていきたい」とデータも交えて警戒を口にした。

 久保にとって、W杯の最終予選は悔しさも残る舞台だ。前回大会では初戦のオマーン戦(●0-1)に途中出場したが、結果を出せず、第2戦・中国戦(◯1-0)はフル出場で勝利に導いたが、その後は負傷のため2度の活動で招集外。W杯出場を決めたオーストラリア戦はベンチで試合を見つめ、直後のベトナム戦では先発起用も不完全燃焼に終わり、レギュラー定着のチャンスを掴み損ねていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください