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日本vs中国 試合前日の森保一監督、MF遠藤航会見要旨

ゲキサカ / 2024年9月4日 23時22分

―中国のどういった点を一番警戒しているか。
遠藤「相手は日本のことをよく分析している監督で、前回と同じ戦い方で来るかというよりは、中国代表の選手の良さを出しながらサッカーをしてくる印象を受けている。おそらく自分たちがボールを持つ時間は長くなると予想しているので、リスクマネジメントとカウンター対策をやっていかないといけない。あとは質の高い選手がいて、セットプレーも良い準備をしている印象を受けているので、そこの対応は引き続き一つ一つ、ゴールキックも含め、しっかりとした準備をしていかないといけないと思う」

―今年の夏、イングランドに移籍する日本人が急激に増えたが、その理由は何だと思うか。日本サッカー界にどのようなメリットがあるか。
遠藤「おそらくイングランドに移籍した日本人選手たちの評価が少しずつ上がってきていると思うので、日本人選手への興味がいま世界中からすごく向いていると思う。僕もリバプールのスタッフといろんな日本人の話をしている。移籍の話ではなく、いい選手だねと形で。日本人選手に世界中から興味を持たれている印象があるし、それはすごく日本サッカーにとってはいいことだと思う。またプレミアリーグではなく、チャンピオンシップに移籍する選手もいるが、日本サッカーが発展していくためには若いうちから海外のサッカーを経験できるのは素晴らしい機会。その経験で揉まれて代表に来たり、海外で力をつけるのは素晴らしいことだと思う」

森保監督「メリットとしては世界の競争力の中で激しく厳しく、自分のポジションを掴み取っていく、日本の価値観を持ちながら世界の価値観を知って、そこで選手として成長していくところだと思う。サッカー、生活含めて成長するために選手たちはチャレンジしていると思うし、個の強さ、たくましさをさらに海外でのチャレンジで身につけていくことができることをメリットとして思っている。選手たちの目標はもちろん国内にもJリーグという素晴らしい場がある中、世界の価値観、世界の競争力の中で自分たちが成長したいというところがあると思う。ヨーロッパのトップリーグ、5大リーグ、さらにプレミアリーグという世界の中でもトップトップの選手が集まるリーグを目指す中で、イングランド2部で次へのステップアップも考えて、チャンピオンシップに移籍するケースが多いのかなと考えている」

―長谷部誠コーチが2日間指導しているが、どのような印象を受けているか。また選手にかけた言葉は。
森保監督「(言い間違いで)えー、遠藤……。遠藤コーチじゃないですね(笑)。長谷部コーチにこの2日間、チーム活動に帯同してもらっている中、彼の存在感は大きいなということを感じている。誰もが彼がこれまでやってきた経験をわかっている上で、我々スタッフにも選手にも自然体で接してくれて、まずは彼自身がチームの一員になるということをチャレンジしてくれていると思う。自分が持っているものをプレーも一緒にしてくれているし、スタッフにも選手にも話しかけてくれることで、より試合に向けての良い準備と、日本サッカーのレベルアップのために今できることを最大限やってくれていると思う。選手にかけた言葉では自己紹介をしてもらったが、『日本サッカーは世界一を目指して戦っている」その中で自分がやってきたことをチームのために還元すること、チームのために全力を尽くしたい』ということを話してくれた」

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