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U-15日本代表候補合宿は最終日も3チームで激しいバトル、参加42名が3日間で新たな刺激

ゲキサカ / 2024年9月6日 16時10分

 チーム緑は最終ラインで石村が高さを発揮したほか、左SB瀬戸らが身体を張って粘り強く守る。そして、ボールを失わずに攻撃を組み立てる大石と相手の意表を突く縦パスでテンポを上げた藤本を起点に、繰り返し仕掛けることのできる今村や嵯峨が相手DFを強襲。12分には、右タッチライン際の今村がDFをかわして一気にシュートまで持ち込んだが、GK長井に阻まれた。
チーム緑の右SB松本空(C大阪U-15)がゴール前でクリア
 チーム白は身体を張ってゴールを守るGK長井やゴール前で強いCB石原、松坂が無失点を継続。タフな右SB中村、巧みな身のこなしで差を生み出す田中が連続で競り勝ち、カウンターへ持ち込むシーンもあった。また、石原や津田が積極的にボールを運び、宮崎や左利きの森明の展開、快足MF松永の縦への抜け出しなどからチャンスを作ろうとする。20分には田中と松永のコンビで右サイドを攻略。だが、ラストパスをクリアされたほか、背後へのボールやゴール前のこぼれ球もCB奥村や右SB松本らに対応された。
チーム白のMF田中優成(市立船橋高)はドリブル、パスでチャンスメークチーム白のCB石原拍(愛媛U-18)がボールを運ぶ
 チーム白は終了間際に松崎が抜け目なくロングシュートを狙うも、飛び出していたGK枝川が戻って処理。チーム緑も相手の厳しいチェックを上回ることができず、無得点で25分間を終えた。
チーム緑のMF岡颯介(岐阜U-15)が競り勝つ
 今合宿最終戦でチーム青とチーム緑が対戦。チーム青はGK佐藤蒼起(FC東京U-15深川)、右SB岡崎、CB草野、CB笠原、左SB井芹、仙波と大野田のダブルボランチ、右SH平井、左SH倉貫溜凰(琉球U-15)、前線に木村とFW齋藤翔(横浜FCユース)が入った。

 一方のチーム緑はGK齋藤陽乃心(JFAアカデミー福島U-15EAST)、右SB奥村、CB笹倉拓真(川崎F U-15生田)、CB石村、左SB瀬戸、大石と藤本のダブルボランチ、右SH岡、左SH嵯峨、そして小園晟之朗(神村学園中)と城が2トップを組んだ。

 先制したのはチーム青。2分、FW齋藤が中央からドリブルで攻め上がり、スルーパスに木村が反応する。GKとの1対1を制して1-0。チーム緑もショートコンビネーションから城が左足を振り抜き、岡や交代出場の今村がドリブルでの仕掛けからシュートへ持ち込んで見せる。
2分、チーム青のMF木村風斗(川崎F U-15生田)が先制ゴール
2560サイズ チーム緑のMF今村涼弥(横浜FM JY)は鋭い仕掛けを繰り返した
 一方のチーム青はGK佐藤やCB笠原を中心に守ると平井、倉貫の両SHへ縦パスを入れて押し返し、速攻からFW齋藤が左足シュートを打ち込んだ。だが、チーム緑はCB笹倉が高さを発揮していたほか、GK齋藤もゴール前のこぼれ球に反応するなど2点目を許さない。そして、城や小園、嵯峨がサイドのスペースを突いて相手にプレッシャーをかけると、18分にCKから同点に追いついた。
チーム青のDF陣が人数をかけてゴールを守る
 大石の左CKをファーの城が頭でゴールへねじ込み、1-1。この後、互いに次の1点を目指しあったが、互いに譲らず、引き分けで試合終了となった。合宿初日に平田礼次監督が「できるだけ多くの目で、できる限り多くの選手たちに刺激を与える」「パフォーマンスとポテンシャルを(10人を越えるコーチングスタッフ)みんなで識別していく」と語っていた2泊3日のショートキャンプは終了。30名以上の初招集組ら新たな刺激を受けた選手たちは課題と基準を持ち帰り、成長に結びつける。
18分、チーム緑のFW城秀人(FC東京U-15むさし)が同点ヘッド選手、スタッフが集合写真
(取材・文 吉田太郎)

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