[MOM977]東京国際大FW古澤ナベル慈宇(4年)_右足一閃! 感謝を込めた豪快な一振りで得点王、日本一への道筋を照らす
ゲキサカ / 2024年9月7日 19時0分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 総理大臣杯2回戦 中京大 1-2 東京国際大 めぐみ野B]
「シュートコースが見えた。完璧なゴールだった」。総理大臣杯の得点王を狙う東京国際大FW古澤ナベル慈宇(4年=青森山田高)が豪快な一振りで今大会初ゴールを挙げた。
「1回戦で思うようなプレーができなくて、自分がチームの足を引っ張ってしまい、仲間に勝たせてもらった」
初戦の関西大戦でゴールを奪えなかった古澤は、その悔しさと仲間への感謝をこの一戦にぶつけた。東京国際大は2回戦で中京大と対戦。古澤は先発出場し、FW高橋剣士朗と2トップを組んだ。
すると、古澤は1点リードで迎えた前半42分、DF深澤壯太のパスで右サイドのスペースに抜け出すと、そのまま持ち込む。ペナルティエリア内に入ってすぐに右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。
「今日の試合は絶対に自分のゴールで勝ちたいという気持ちで戦った。得意な形だった。スペースに出してもらって、最後は1対1だったので振り抜くだけだった」
東京国際大は2点リードで前半を折り返したが、後半は向かい風を受けて押し込まれる展開に。それでも古澤が前線でボールを要求し続け、自陣深い位置で苦しむ味方の目指すべきターゲットとなった。
「自分たちはテクニカルなチームじゃないので、下から回してどうこうするような感じではない。自分と高橋が起点となり、前に蹴ってそこから落とし、サイドに散らしてクロスを上げたり、崩していく」
東京国際大のスタイルには古澤の強靭さが重要だ。「生まれ持ったものもあるが、自分は負けず嫌いで、球際で負ける度に体幹トレーニングや筋力トレーニングをして、誰にも負けない体を作ってきた」。努力して鍛え上げたフィジカルの強さは内定先の柏レイソルでも通用したという自負がある。
「1点では満足しないので、これからどんどんゴールを奪って得点王を獲得し、チームを優勝させたい」と古澤。右足から放たれた一閃の光で見えた目標までの道を仲間と歩んでいく。
(取材・文 成田敏彬)
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