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[関東ROOKIE LEAGUE]Cリーグ優勝の東海大高輪台と1-1ドロー。Bリーグ王者・武南がU-16全国大会代表決定戦進出!

ゲキサカ / 2024年9月9日 20時38分

Bリーグ優勝の武南高がプレーオフ1回戦を突破。U-16全国大会出場をかけ、プレーオフ2回戦でAリーグ3位・山梨学院高と戦う

[9.8 プレーオフ1回戦 武南高 1-1 東海大高輪台高 時之栖裾野G]

 8日、“U-16全国大会”ミズノチャンピオンシップ(12月)出場権をかけたプレーオフの1回戦が行われ、「2024 関東ROOKIE LEAGUE U-16」Bリーグ優勝の武南高(埼玉)とCリーグ優勝の東海大高輪台高(東京)が激突。1-1で引き分け、大会規定により、上位リーグの武南がAリーグ3位・山梨学院高(山梨)とのプレーオフ2回戦(関東第3代表決定戦)へ進出した。

 武南はBリーグで8勝1敗、いずれも1位の総得点29、総失点6で堂々の優勝。2019年以来となるAリーグ昇格を決めている。一方の東海大高輪台はCリーグを6勝2分1敗の成績で制覇。2021年の初参戦から4年目で初のBリーグ昇格を果たしている。その2チームがプレーオフ1回戦で対戦。武南がU-16全国大会進出へあと1勝とした。

 武南の右サイドで攻守に貢献したMF塚田恵斗が「自分たちってどんどんアジャストしていくっていうか、(試合の中で)合っていくようなチームで、最初の方はまだ自分たちの良さが出せないで結構、詰まったりしてたんですけど、どんどんどんどん自分たちの良さを出せるようになったかなと思います」と振り返る前半。相手を見ながら、自分たちの多彩な攻撃を繰り出して行く。

 BリーグMVPのMF小川慈生が意図的に攻撃のテンポを落とすなど、落ち着いてゲームコントロール。最前線で馬力のある動きを連発していたFW角啓汰やMF星海玖空、MF三友凪が足元、スペースでボールを繋いで攻め、左SB石川敦也のドリブルシュートやMF八百川尚輝の左足ループシュートなどシュート数を増やす。
BリーグMVPの武南MF小川慈生は冷静に攻撃をコントロール
 だが、東海大高輪台はトップチームから参戦のGK安井文哉がファインセーブを連発。CB栗田竹千代のゴールカバーで要所を締めるなど、集中力高く守っていた。CリーグMVPのMF橘琉斗が「すば抜けた選手がいないっていうところで、全員一人ひとりがチームワーク良くできる」良さと吹っ切って戦える良さを説明していたが、東海大高輪台はまとまり良く戦い、長短のパスやMF三好大也、橘の鋭いドリブルで攻め返していた。
東海大高輪台GK安井文哉はファインセーブを連発
 引き分け以上で2回戦進出の武南は、やや硬さも。だが、Bリーグ9試合で6失点のチームは前に出る力のあるCB高久瑚太郎やBリーグ優秀DFのCB工藤蒼真、右SB山崎滉太、左SB石川の4バックや一際声の出るGK金昶銖らが得点を許さない。
武南CB高久瑚太郎が相手の抜け出しを阻止
 武南はこの日、計20本以上のシュートを打ちながらも1点が遠かった。だが、後半25分に待望の先制点。相手のわずかな切り替えの遅れを逃さず、星が素早くFKをPAへ入れる。これに反応した角が豪快な右足シュートで決めて先制。1回戦突破へ大きく前進した。
後半25分、武南がFW角啓汰のゴールで先制武南MF星海玖空は先制点をアシストした
 だが、東海大高輪台もMF内川陽向のセカンドボール回収などからボールを繋ぎ、交代出場のMF小沢颯櫂やCB節政顕人が鋭く相手のポケットへ切れ込んでいく。そして35分、右ロングスローから交代出場のFW小河原翔太が右足ボレーを決めて同点。2回戦へ進出するために勝つしかない東海大高輪台は、さらにギアを上げて逆転を目指す。だが、武南はMF田中楓真ら交代出場組も攻め切る力を発揮。簡単には相手に攻撃機会を与えず、引き分けで2回戦進出を決めた。
東海大高輪台は後半35分、交代出場FW小河原翔太が同点ゴール武南がプレーオフ2回戦進出を決めた
 武南の津島公人コーチは今年のチームについて、「練習で言うならば、みんな前向きに毎日取り組む人間が凄く多いっていうところが良かったところで、ゲームの内容で言うと、もっと落ち着いて、ちゃんと自分たちの色が出せるほどの自信がつけば、もっといいゲームになるんじゃないのかなとは思いました」と説明する。

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