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5人に囲まれたソン・フンミンが左足一閃!! オ・セフン初先発の韓国がオマーンに苦しみながら最終予選初勝利

ゲキサカ / 2024年9月11日 1時8分

FWソン・フンミンが決勝点

[9.10 最終予選 オマーン 1-3 韓国 マスカット]

 韓国代表は10日、北中米ワールドカップアジア最終予選B組第2節でオマーン代表と対戦して3-1で勝利した。FC町田ゼルビアのFWオ・セフンはA代表初先発で68分間の出場となった。

 韓国はホームの第1節でパレスチナと引き分け、サポーターからも厳しい目を向けられる中でのアウェー初戦となった。多くのオマーンサポーターがスタジアムに集う中で前半10分、FWファン・ヒチャンがペナルティエリアの手前から右足を振り抜いて先制ゴールをゲット。前節の途中出場を経て先発起用に応える得点となった。

 ところが前半45+2分、オマーンが左サイドからFKを獲得するとMFハリブ・ジャミル・アルサーディが蹴ったボールは韓国DFチョン・スンヒョンの頭をかすめてゴールイン。1-1で前半が終了した。

 同点で折り返した後半6分、FWソン・フンミンが敵陣ペナルティエリア内でDFアムジャド・アルハルシにプレスをかけて互いに倒れると、主審が笛を吹いて韓国にPKを与える。ただVARが介入して3分以上に及ぶオンフィールドレビューが行われた結果、ノーファウルに判定が変更された。

 その後も韓国がハーフコートゲームのような形で支配するが、決定機は作れない。後半36分にはFWイ・ガンインのキープからDFファン・ムンギがシュートを放つもGKに防がれた。それでも同37分、イ・ガンインからのパスを受けたソン・フンミンが5人に囲まれながらもPAの手前から左足でミドルシュートを放ち、待望の勝ち越し点を奪った。

 後半43分にはオマーンにチャンス。左サイドを抜け出したDFアリ・スライマン・アルブサイディのシュートがDFキム・ミンジェに当たりながらもゴール方向に飛んだが、枠の上に外れた。その後16分表示のアディショナルタイムにFWチョ・ミンギュが追加点を決めて勝負あり。韓国がなんとか今予選初勝利を手にした。
●北中米W杯アジア最終予選特集

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